エンゲージリングのリフォーム
初めてのダイヤモンド
ダイヤは宝石の王様と称され、宝石の中で別格とされています。勿論美しいからですが、私は物質の中で最高の硬度を持つからだと考えております。だから、鑑定書ができたのでしょう。水準以上の品質であれば通常の使い方では決して傷はつきません。使い勝手の良さは別格ですね。ダイヤは鑑定基準が画一化されている為、鑑定書が存在します。鑑定書は、ダイヤの品質を明確にあらわす大切なものです。ダイヤ以外の宝石には鑑別書や保証書が付けられております。
初めてダイヤモンドをお求めになる場合の最低限必要な知識を考えてみました。
★ダイヤの形状:様々な形がありますが、最初のダイヤ選びはラウンド・ブリリアント・カットが最適と思います。
★ダイヤの品質:ラウンド・ブリリアント・カットのダイヤは4Cで明確に品質が表示できます。重さだけを記されているダイヤ、カラットとカラーだけ記されたダイヤでなく、4Cが全て記された鑑定書の付いたダイヤをお求めになられることをご提案申します。勿論、ご予算上、ノーグレード(鑑定書でなく鑑別書付き)のダイヤと云う選択もございます。
■カラット(Carat)⇒重量(略字ではct)。1カラットは0.2g。他の品質が同じであれば、重い程高価となります。
■カラー(Color)⇒色の等級。純粋無色が最高でDが最高、以下E,F,G・・・・・Z。黄色味が増すと低品質となります。Z以下のダイヤやピンク、ブルー、オレンジ等のダイヤは別の分類評価です。
■クラリティ(Clarity)⇒明澄度の等級。磨かれたダイヤを専門家が10倍に拡大して検査し内包物の有無、位置、大きさ性質、数、色を総合的に判断して11段階に分類します。
■カット(Cut)⇒ダイヤのプロポーションと研摩の仕上げを基に総合的に評価。5段階に等級付け。形状のカットではありません。
★鑑定機関の重要性
基本的には宝石鑑別団体協議会に所属する鑑定機関をお選びください。例えば中宝研、DGL、AGL等々です。
次回はもっと踏み込みます。