エンゲージリングのリフォーム
ジュエリー修理 指輪編6『指輪のまとめ』
旧年中はとてもお世話になりました。ありがとうございます。心より感謝申し上げます。
今年は創業61周年となります。今年も、とことん専門店にこだわってまいります。
宝飾業を通して“皆様のお幸せ作りのお手伝い”に関わって参れたらと思うところです。
修理に関わる仕事は年々多くなっております。あらゆるジュエリーの中で指輪の修理が最も多いので6回シリーズで通してみました。指輪は稀にはネックレスに通してペンダントとしても使いますが、ほとんどが手の指にかけます。フォーマル使用か、カジュアル使用かにもよりますが、常に衝撃が加わりやすいです。それと指の太さが変化します。従いまして、色んなトラブルが起こりやすいです。それでも正しいメンテナンスをしますと、代々にも伝えて頂ける可能性もあります。
長い経験上、ジュエリーは「仕舞って大切にする」のではなく、「使って大切にする」選択を願っております。全てのジュエリーには修理はつきものとお考え頂きたいです。修理は幅が広く、奥が深いとつくづく感じております。目指すは「原状復帰」です。
修理の仕方をきちんと説明し、精度の高いお見積りを提示させていただく様に心がけております。金属の品位刻印が正確でなかったり、宝石のヒビや割れなどが金属で見えなかったりとかがありますので、その都度、お客様とコミュニケーションを取らせていただく様に肝に銘じております。大切な思いのジュエリーですので、お預かり時のジュエリーの情報をきちんとお伝えの上、責任を持ってお預かり申します。
指輪編だけでも6回目を重ねましたが、ほんの一部と痛感しております。その都度、その都度が新たな修理の出会いがあります。
ジュエリーには指輪、ネックレス、ペンダントネックレス、イヤリング、ピアス、ブレスレッド、アンクレット、ブローチ、帯留め、カフス、タイタック、タイ留め等々、沢山の種類がありますが、指輪の修理が参考になるかと思います。お電話、メール等では正しい判断が出来かねますので、是非、ご来店をお願い申します。
ジュエリーの命は輝きです。輝きが悪くなったと感じた時は、専門店にご相談頂きたいです。ご自分で間違った対応をなされますとジュエリーが可哀そうですし、その後が大変です。
2019年が素敵な年であられます様、寒河江市の地から願っております。
沢山お幸せに!!