肩こり解消!簡単 座って出来る全身運動 棒体操

馬場田晃一

馬場田晃一

テーマ:高齢者向 棒体操 1日10分身体が変わる

こんにちはケアホームカナン馬場田です。

外もすっかり秋めいてきましたね。
こちらの木々や草花も、彼岸花から金木星にバトンタッチ
秋の景色に少しずつ様変わりしてきました。

秋と言えば、運動の秋という事で
今回は自宅で簡単に出来、肩こり解消、認知症予防に効果が期待できる
棒体操を紹介していきたいと思います。


肩こり解消!簡単 座って出来る全身運動 棒体操





棒体操とは、その名の通り「棒を使用した体操」のことを言います。
棒を持つことで、運動範囲を一定に無理のない安定した
運動が可能となります。肩や体幹 全身の柔軟性
脳の活性化 転倒予防が期待でき。
簡単に導入しやすいのも特徴の一つです。

よく高齢者施設やリハビリ施設でも幅広く行われています。
ケアホームカナンでも利用者さんと一緒にスタッフも
行う事が出来、道具を使うことにより、肩こり解消や柔軟体操がより容易に出来ると
「利用者、職員にも非常に人気の高い」体操になっています。

棒体操は、自宅にある廃材を使って簡単に出来る事が出来ますので
是非、挑戦してみてください。

棒体操の棒の作り方 紹介



新聞紙をまるごと棒の形に巻き、外側からガムテープやビニールテープで
巻いて固定したら出来上がりです。
●棒の太さ:手のひらで持てるぐらい
●棒の長さ:長すぎず身近過ぎず。50Cmくらいがベストです。

私は今回、あえて廃材、壁紙ロール芯を使った体操と
新聞紙を使った体操の2種類の動画を作成してみました。
どちらかお好きな方でやってみてください。

棒体操の主な目的


棒体操の主な目的は3つあります。

1.全身の柔軟性を保つ(主に方や体幹がメイン)
2.脳の活性化(指先や反射神経を刺激する)
3.転倒予防(バランス練習)

高齢になると、筋肉が固くなって転倒しやすくなったり認知機能が
低下しがちです。棒体操をおこなうことでそれらの悪化を防げる
可能性があります。

特徴として
動き一つ一つに、日常生活動作の維持につながる動作が沢山
盛り込まれている為、効率よく生活リハビリが可能になります。

例えば、 ①棒を持って、後ろバンザイ
両手で棒をしっかりもって、首のうしろにもっていきます
気持ちよい程度に上にもっていきます。この動きは
服を着たり脱いだりの動きにつながります。

②棒を持って、後ろ引き上げ
この運動はズボンの上げ下ろしの運動に繋がります。

棒体操の動き一つ一つが、日常生活動作の一つ一つに
繋がっているので、それを意識しながら行うとより効果的に
なるのも特徴です。

↓動画を観たい方は下の動画URLリンクからご覧になれます。↓

ケアホームカナンの棒体操は他の棒体操と何が違うのか?


それは緩めでチルイ音楽 Chill Beatsという音楽を活用し、棒体操を行います。
従来の棒体操は、音楽などの重要性はあまり重要視されていない為、
割と無機質な空間の中で行われる為、運動の負荷や疲労を直に感じ
やすい事があります。イージリスニング系の音楽を活用することにより、
無意識に運動の疲労感や辛さを緩和してくれることが期待できます。

音楽は、Chillじゃないとだめなの?


音楽は、Chillじゃないとだめなの?
とよく質問されます。
結論からいきますと歌詞や歌が入っていない
演奏のみのインストメンタルな曲であれば大丈夫です。
歌詞や歌がある曲は、意識の集中が歌にいき
体操に集中が出来なくなるのでインストメンタルな
曲がお勧めです。
民謡や童謡、歌謡曲でもいいのですが
割とマンネリ化しやすい為、
飽きやすくなり習慣化しにくくなります。
高齢者も若い人の音楽に触れたり、新しい価値観と触れ合う事で
非日常を感じ、認知症予防にもつながります。
また新しい音楽を通し、世代間交流が促進する事も期待できます。


この曲の(Chill  Beats)特性は非常にシンプルな音楽性です。
複雑な構成ではなくイージーリスニング、コードやメロディは予定調和なもので、
それが聴く人に心地良さを生みます。メロディもピアノやサックス等
落ち着いた雰囲気の物が多く、聴く人の集中力を高めたり、不安、憂鬱などの
ストレス軽減に繋がります。
どこかノスタルジックで哀愁のある音源は、少し空間を非日常的にしたりし
優しい気持ちで棒体操を行う事が可能です。

ぜひ体操をご覧いただき
良かったらチャンネル登録、イイね よろしくお願いします。

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Mybestpro Members

馬場田晃一
専門家

馬場田晃一(介護福祉施設の運営)

ケアホーム カナン(株式会社カナン)

音楽と運動を融合させた介護予防プログラム「音楽健康セッション」を展開。健康増進に加え、幅広い世代の方々の関心を集めており、加えて、より望ましい福祉の環境づくりにも効果を上げています。

馬場田晃一プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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