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~不動産投資・利回りから利益率を考える~

福村英世

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☆利回りを計算する
初期投資額と家賃・敷金・礼金・更新料等が分かったら、利益率の目安として利回りを計算します。
利回りとは、投資金額に対して1年に何%の収益を生み出すかを表したものです。
☆2つの利回りから利益率を判断する
利回りには大きく分けて、①総資産利回りと、②表面利回りの2種類があります。
総資産利回りとは、土地価格(時価)を含めて年間の利益率を計算したものです。
これに対して、表面利回りは投資額に対する年間総収入の割合です。

利回りの計算方法

≪総資産利回り≫

年間の家賃収入÷不動産の価格(土地の時価+建設費-敷金)×100=これによって資産効率が分かる

≪表面利回り≫

年間の家賃収入÷不動産の価格(建物の投資額)×100=これによって収益性が分かる

収入には家賃の他に共益費や更新料等を、建物の投資額には登記費用等所得に関する費用をプラスして考えてください。
最終的には収支計算をする必要がありますが、利回りを計算すれば利益率の判断基準になります。

☆表面利回りの目安は5%超



利回りの目安は都市部と地方では違ってきます。
新築や中古でも違ってきますが、購入する目的によると思います。
都市部では5%超が目安になっていますが、地方では10%は欲しいところです。
新築の場合は、相続対策が一般的だと思いますが、需要を考えた立地だと後々安心できると思います。
中古の場合は、利回りも大事ですが、後々の修繕費等も考えて行かなければなりません。

消費税の増税が決まった今、不動産投資(収益物件)の購入を考えてはいかがですか?



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