「希望を持つ」ことの心理学的意味について
11月28日(土)に富山県高岡文化ホールで、生涯学習機関「市民大学たかおか学遊塾」による
「たかおか学遊フェスタ」が開催されました。
その際、私は「模擬カウンセリング」の実演をやりました。
当日お越しになれなかった方のために、その実演ビデオ(11分55秒)を掲載しましたので、
以下にアクセスしてどうぞご覧ください。
http://peevee.tv/v?dftk06
これは、「うつ」の相談に来られたという設定のもとでのカウンセリング場面です。
もちろん内容は全くの架空であり、実際の話ではありません。
ちなみに、相談に来所された方の役は、高岡市在住で劇団「喜び」を主宰されている茶山千恵子
さんにお願いしました。
このビデオは、カウンセリングとはどんなものかの紹介ビデオであり、実際のカウンセリングは
本当はもっと紆余曲折があるのが普通です。
でも、私のカウンセリングの基本方針は、従来の「問題」に焦点を合わせ、例えば過去の出来事を
根掘り葉掘り調べるといったやり方でなく、「解決」に焦点を合わせる「解決中心型(solution-focused)」であり、そのさわりをこのビデオでくみ取っていただけるのでは、と思います。
ちなみにこの「解決中心型」のカウンセリングのやり方は、カウンセリングの先進国である米国
では主流の一つとなっている考え方です。
私のカウンセリング面接のやり方の詳細については、以下の私のコラム「カウンセリングにおいて
の私の面接のやり方」を参照ください。
http://mbp-japan.com/toyama/kokorosodan/column/1216/
うつ心理相談センター所長
心理学博士(PhD University of Denver USA) ・ 臨床心理士
村田 晃