ともに生きる
当館から27人目の準1級合格者が出ました。中部高校に通う高3女子生徒、Aさんです。Aさんは高校入学を機に当館にお出でになられました。当館OGの女子生徒さんから当館のことを聞かれたそうです。
合格発表から入学まで間が空きますので以下の提案を致しました。
「高校入学当初は軌道に乗る迄が大変です。教科内容はもとより、予習の仕方など大切なお話がたくさんあります。もしお出でになられるようでしたら春休み中に特設コマを2コマほど入れられたら宜しいように思います。ちなみに中学生からいらっしゃる生徒さんは高校準備のご受講が既に済んでおります。できればそうした内容も(特に今の時期ですので)織り込めればと思います。」
お母様から「是非お願いしたい」旨のご連絡があり、早々とAさんとの学習が始まりました。人間だれしも合格すると羽を伸ばしたいものです。しかし「始まりが肝心」と心得て、すぐに高校レベルの学習を始められたことも今日の快挙への大切な一歩です。一事が万事、事を為す人は為すなりの人間力を持っておられることの証左と思います。
さて、学習をご一緒して驚きました。目が覚めるような抜きん出た才能をお持ちです。名刀村正のような切れ味です。難問も一刀両断でこなされます。頭の回転の速さにも度肝を抜かれましたが、先々まで見通す洞察力や深遠たる思索力も並外れておられます。あと、記憶力が人間離れしておられます。コンピューターと勝負できるくらいの凄さです。なかなか此処まで優秀な生徒さんはいらっしゃいません。
ちなみに準1級は合格率10%台の超難関です。文科省が推奨する英語教師の資質に「英検準1級以上(他同等資格)」というものがあります。しかし実際にクリアーしているのは57.3%に留まるそうです。教師でさえ中々取れないのが準1級です。英会話スクールの講師求人に「英検準1級またはTOEIC700以上」と書いてあったりします。プロを証明する資格ということになります。大学入試に関しては「準1級取得者は入試の英語点数を満点とする」などの特設措置が設けられていたりします。いかに準1とはハイレベルな資格かを物語っています。
その超難関を射落としたAさんですが、実はピアノも抜きん出ておられるのです。小さい頃から県内の賞を総なめにしてこられたほどの技量です。そういえばそのAさんが当館が演奏する以下の動画を御覧になって「うわぁー凄い、上手!」と手を叩いて下さり、「コンサートしたらどうですか?」と仰ったのです。音楽の専門家であるAさんのお言葉だけに重みが違います。メチャ嬉しかったです~(笑)。


