Mybestpro Members

上野伸彦プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

「苦悩」から「栄冠」への道のり

上野伸彦

上野伸彦

とある私立高校に通うA君のお母様から「高3生の息子の受験及び英検対策をお願いしたい」とご連絡がありました。「今からはじめても遅くないでしょうか?」とのご不安も抱いていらっしゃいます。

残念ながら空き枠はございませんでしたので一般的な激励文をお送りしましたところ「頂きましたアドバイスを読めば読むほど以学館様にもう少し早く問い合わせるべきだったと後悔してしまいました。息子の頑張りを信じてサポートしていきたいと思います」との返信を頂きました。「A君、きっと大丈夫です!お母様の文脈豊かで心温まるメール文を拝見しますと心なごみます。このお母様の血を引いたA君ならきっと才能があります。」とお返事しました。

そんな折、急に空き枠が出たのです。A君は残された時間が限られています。夕方の早い時間でしたので距離の離れた高校から放課後に通うのは無理かな?とも思ったのですが、「ギリギリ間に合うかどうかなのですが受講させて頂いてもよろしいでしょうか?」とのことです。ご熱意に胸打たれました。

こうしてA君との学習が始まりました。

現状のレベルは「英語苦手人」でいらっしゃいます。しかしながら言葉の端々や、ふとした折に見せる鋭い理解やセンスに並々ならぬ才能を感じました。特に国語力が豊かです。加えて世の中の事象に対する興味関心をお持ちです。「大化けする(とても伸びる)」予感を感じました。その旨をメールでお母様にお伝えしました。

ご返信には「あまり自分を出す子ではないので大丈夫だったか心配していました。中学校の時の塾のイメージで課題をこなすだけだと思っていたらしくかなり混乱したようです」とあります。

課題をこなすだけの学習は何よりの間違いです。なぜそうなるかの道筋を理解することが大切なのです。「分からない人」や「知らない人」がいきなり課題に取り組んでも解ける訳がありません。しかし多くの生徒さんが「いきなり課題漬け」に追いやられて呻吟している現状があります。悪いのは自分だ、才能がない自分が至らないのだ、と思い込んでいます。

学習の道のりを幾つか紹介します。

「本日は熟語を扱いました。熟語は単語以上に壊滅している生徒さんが多いのが現状です。熟語は組み合わさって「違う意味」になりますが、単語自体は一見簡単なので『自分では分かったつもり』で誤解しています。例えばlookは『見る』、goは『行く』、comeは『来る』だと思っています。しかしlook upは『調べる』、go through は『経験する』、come byは『手に入れる』です。

このように熟語を分からず英語に対処しても『意味不明』が積み上がるだけなのです。入門レベルと中級レベルの2枚をテストしましたら、なななんと2枚とも0点でした。添付画像をご覧ください。赤が目に鮮やかです(笑)。そもそも0点の語彙力で結果が出るわけがありません。

逆に言えば『伸びしろが大きい』わけですから今後が大いに楽しみです。勝負はこれからです。伸びしろが大きい分、大化けすると思います。信念をもって頑張って下さい」

「今回は長文解法を扱いました。長文は配点が高いので重要分野ですが、苦手な人も多いのが現状です。長文は『ただ前から読んでいく』のではありません。正しい解法と手順、さらに背景として理解すべき幾つもの重要事項があります。それらを順にご説明し、ノートに書き取ってもらった後、実際の長文問題に取り組みました。

いきなり10問中8問が正解でした。初めて習った解法を初めて応用していきなり8割越えの快挙を成し遂げられました。難解な言い換えや語彙変化も伴っていますがそれら全てを見抜き、読み切りました。持って生まれた言語能力の高さをもって為せる快挙です。 」


その後、秋頃になってもう1枠の空き枠が出ました。A君に追加受講(週2コマ)してみては如何ですかと問い合わせてみました。「本当にありがとうございます。追加授業受けれたいいなと思っていたので息子もとても感謝しています。」

最初のご受講時には戸惑っていたA君ですがこの頃にはすっかり才能を発揮され、さらには持ち前の豊かな人間力で別人のような伸長を示しておられました。唯一の懸念材料は「掛けた時間の多寡」のみです。増枠は大きな力になりました。

嬉しい知らせが届きました。
「公募推薦(学力重視型 国語・英語)で(志望の)私立大学に合格することができました。合格できたのは以学館でのご指導のおかげだと親子ともに思っております。いまさらですがもっと早く通わせれば...と思ったりもしますが、あの息子が学力で合格できたのは以学館で学び方を教わったからだと思います。本当にありがとうございました。」

さらにA君は以前は不合格だった英検2級にも合格されました。全てが良循環し始めたのです。さらに、「大学在学中に準1級に挑戦できたらなといっております。英語にどんどん興味がもててきたようです。」との御文に胸が熱くなりました。あの「超苦手人」だったA君が向上心に満ちておられます。なんて素晴らしいことでしょうか。

英語は課題を解くだけだと思っていたA君が「英語とは理解し・考えるものだ」と気づいたこと、そしてその道のりに興味を抱き、さらなる高みを目指したいという意欲を抱いたこと。どちらもが夢の実現になくてはならない要素でした。

限りなき飛翔をお祈りしています!

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

上野伸彦プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

英語個別指導のプロ

上野伸彦プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼