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コラム

「高校の壁」を乗り越えて「晴れの栄冠」へ

2020年3月11日

コラムカテゴリ:スクール・習い事

   
2020年の大学入試も朗報が次々と届いています。
今般はお二人の例をご紹介してみたいと思います。


当時中3生だった女子生徒さんAさんのお母様からメールを頂きましたのは2017年の3月でした。その後に難関進学校に進まれたのですが、当館に空き枠が無かったため御受講の連絡を差し上げましたのはその年の暮れ12月のことでした。メールの返信には「英語の成績が伸びずに困っている、勉強の方法から教えてほしい」旨が記されています。

「高校の壁」は誰もが経験する難物です。進度も圧倒的に速くなりますし、扱う内容の難度も飛躍的に難しくなります。才能がありながらも「どうしていいか分からず」苦しんでいる方は多数にのぼります。

1回目の御受講の後にお送りしましたメール(一部)です。
「 ~略~ あと、Aさんは根本的には英語が好きなのだと思います。私も英語が好きですので(笑)、好きなもの同士、「同好の士」というような連帯感を感じました。とても楽しかったです。自分を信じ、夢を大切に歩み続けてください。きっと素晴らしい結果が訪れます。~略~ 」

お母様の御返信には「帰りの車に乗るなり楽しかった!と嬉しそうに言っていた」「将来の選択肢が広がる学力が付くことを願っている」旨が記されていました。

数か月後にお送りしたメールです。「Aさん、持って生まれた才能は素晴らしいものがあります。基礎力が付いてきましたので、本日はレベルを上げてセンター試験本試レベルの長文問題を実戦演習しましたが全問正解でした。長文は配点が高いので大切な分野ですが、既に著しい伸長ぶりを見せておられます。天才ですね!」

そして迎えたセンター本番、英語は175点でした。本年は例年より7点ほど平均点が下がって(難化して)いますので例年なら182点相当です。そして私大入試では東京にある最高ランクの女子大に合格、続く国立大入試では第1志望である高名な女子大に合格されました。

高校に入ってから伸び悩み、勉強法にも苦しんでいたAさんが見事に夢を果たされたのです。今、「出来ないのは自分のせい」と悩んでいる高校生は少なくありません。いえ、そんなことはないのです。「正しく学べば」きっと夢は叶います。



男子生徒のB君からメールを頂きましたのは、2018年6月でした。当時は高2生でいらっしゃいます。お母様のメールには「中学から英語が苦手でテストは平均点以下。中学英語から理解出来ていない。何とかしなければいけないと本人も焦っている。何から始めたらよいのか。どうしたらいいのか分からない。」との文言が並んでいました。ご苦労が目に映るようで心が痛みます。

最初の授業を御一緒した後に送ったメールです。
「 ~略~ B君は言葉のセンスが素晴らしいです。持って生まれた「言語の才」をお持ちです。打てば響くレスポンスで言葉をやりとりする能力をお持ちです。お聞きしましたら国語はお好きだそうです。それは大切な礎です。根本としての言語能力にとって大きな力となります。 ~略~ 」

お母様からの返信には「今、期末試験の最中で気分があまり乗らない態度で出かけて行った。しかし先生の授業が分かりやすかった、褒めてもらって嬉しかったと話してくれた」「これをきっかけに英語に限らず、勉強への意欲や前向きな気持ちが湧いてくれると嬉しい」旨が記されていました。

B君は国語の教師になりたいそうです。
なんて素晴らしいのでしょうか!

「B君は国語の先生に向いています。見るからに国語の先生て感じです。国語の先生をやるために生まれてきた人です。歩く国語、国語が服を着て歩いている、て感じです。言葉の端々に国語的センス、豊かな言語力を感じます。是非、国語の先生になって下さい!」というメールをお送りしたことがあります(笑)。

そして迎えたセンター試験の英語は7割ほどを取られました。元々は100点ほどだったそうですから大進歩です。苦手な英語で7割を確保すれば、あとは得意の国語で上積みして勝負できます。お母様からは「大の苦手だった英語で点数が取れた。思い切って指導をお願いして良かった。壊滅的だった英語を人並みにしていただき本当に感謝している」旨の連絡をいただきました。

そして遂に、東京にある国語教育で全国に名を馳せる有名私大に合格を果たされたのです。英・国2科での合格でした。
やったね!

以下は合格後にお送りしましたメールです。

「~略~ 今、教育現場は教師不足に苦しんでいます。B君のような度量が大きく人間力の豊かな男子が入ってくれれば大万歳、まさしく救世主です。B君もきっとその仲間に入って下さい。将来を楽しみにしています。頑張って下さい!」

自分に自信をなくした高校生は数限りなくいます。しかし、それは決して才能がないからでも頭が悪いからでもありません。やり方を変えて「正しく学べば」きっと道は開けます。

自分を信じて下さい。
Never give up !





未来へはばたけ!

この記事を書いたプロ

上野伸彦

英語個別指導のプロ

上野伸彦(英語の以学館)

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