01.なぜあなたの会社のWeb集客は「空振り」に終わるのか?
はじめに、こんにちは。株式会社吉和の森の森和吉です。
前回(第107回)は、他社との相見積もりや値引き交渉から完全に脱出し、自社が持つ泥臭いこだわりや丁寧な対応(人肌感)をAIで言語化して「適正価格」で選ばれる方法についてお話ししました。
さて、自社の独自の価値が言葉にできたら、次に取り組み we べきは「お客様への伝え方(プレゼン・説明)」です。
ここで、長年真面目に技術やサービスを磨いてきた企業様ほど、損をしてしまっているケースが多々あります。
「うちの商品はすごく良いものなのに、お客様に説明してもイマイチ価値が伝わらない」
「専門用語や技術の解説ばかりになってしまい、途中で相手が難しそうな顔をしてしまう」
商品知識が豊富だからこそ、つい難しい言葉や専門用語を使って説明してしまい、お客様の頭をフリーズさせてしまうのです。人は「理解できないもの」には絶対にお金を払いません。
今回は、どんなに複雑な商品やサービスであっても、一瞬で「あ、それ欲しい!」と思わせる「直感プレゼン術」をお伝えします。
プロの知識を捨て「小学生でもイメージできる言葉」に変換する
説明が上手い人(売れる人)の共通点は、難しいことを難しく説明するのではなく、「専門知識を小学生でも情景が目に浮かぶ言葉に置き換えて話せること」です。
たとえば、住宅の断熱工事の説明をするときに、
「この素材は熱伝導率が〇〇で、熱損失係数が〜」
と説明されても、お客様の心は1ミリも動きません。
これを直感プレゼンに変えると、こうなります。
「冬場、お風呂場に入った瞬間の『ヒヤッとする寒さ』が無くなって、真冬でも家全体が『真ん丸い温もり』で包まれるイメージですよ」
言葉の難易度を極限まで下げ、相手の頭の中に「嬉しい未来の映像(イメージ)」を直接浮かべさせることが、直感プレゼンの極意です。
AI参謀に「たとえ話(翻訳)」を考えてもらう
「森さん、自分が当たり前に使っている専門用語を、分かりやすい言葉に変換するのって意外と難しいですよ」
そう思われた方は、大正解です。自分の業界に長くいればいるほど、「何が専門用語で、何が難しいのか」が分からなくなってしまう(専門家の呪縛)からです。
ここで役立つのが、お馴染みのAI参謀です。
自社商品の説明文や専門用語をそのままAIに貼り付けて、こう頼むのです。
【AIへの指示文(プロンプト)例】
「以下の自社商品の説明文(専門用語)を読み込んでください。これを【10歳の小学生でも一瞬で理解できる表現】に書き直してください。また、お客様が直感的にイメージできる【身近な例え話】を3つ提案してください」
するとAIは、「〇〇という機能は、スマホのバッテリーで例えると〜」「要するに『おうちの魔法瓶』のようなものです」といった、見事な例え話や分かりやすい表現を一瞬で作ってくれます。
言葉+「ビフォーアフターの図解」でトドメを刺す
分かりやすい言葉や例え話(人肌感)が用意できたら、最後は目から入る情報(視覚)でダメ押しをします。
第84回でお伝えしたような「写真のビフォーアフター」や、AIデザインツール(Canvaなど)に「〇〇の仕組みを簡単な3ステップのイラスト図解にして」と頼んで作った画像を見せるのです。
- 耳から:AIが作った「小学生でも分かる例え話」で説明する
- 目から:「直感的なイラストや写真」を1枚見せる
この「耳と目」からの直感アプローチが揃うと、お客様は「あ、そういうことね! それなら我が家にも必要だわ」と、悩みや迷う間もなく納得してくれます。
分かりやすさこそが「最大のおもてなし」
難しい言葉を使って専門家ぶる必要はどこにもありません。
専門用語をわかりやすく噛み砕き、お客様に「理解できた!」という安心感を与えること。それ自体が、あなたの会社の温かい「おもてなし(人肌感)」なのです。
自社の素晴らしいサービスを、誰にでも伝わる「魔法の言葉」に変えて、一人でも多くのお客様へ届けていきましょう。
今回の実践ポイント
- 専門用語を捨て、相手の頭の中に「嬉しい映像」が浮かぶ言葉を使う
- AIを使って自社の複雑な商品を「10歳でも分かる例え話」に翻訳する
- 言葉と「簡単な図解・写真」をセットにして直感的にプレゼンする
自社の商品説明で使っている言葉を一つ思い浮かべ、AIに「これ、もっと身近な例え話にして!」と投げてみてください。驚くほど伝わる言葉に変身しますよ。


