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秋野圭崇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

事例紹介 癌で余命宣告されました。1か月なんです。 そんなお問い合わせメールからはじまりました。「最後の終活かなぁ」

秋野圭崇

秋野圭崇

テーマ:葬儀埋葬委任契約

お話をするが辛い。
外に出るのも大変なので、契約まではメールで行いたい。
50代前半の女性からのお問い合わせ並びに、ご依頼でした。

しかし、若い方の癌が増えたような気がします。
厚生労働省の統計をみると
性・年齢(5歳階級)別に主な死因の構成割合をみると、男は5~9歳及び 45~94 歳では悪
性新生物<腫瘍>、10~44 歳では自殺、95 歳以上では老衰が多く、女は5~9歳及び 35~89
歳では悪性新生物<腫瘍>、10~34 歳では自殺、90 歳以上では老衰が多くなっている。また、
悪性新生物<腫瘍>のピークは、男では 65~69 歳、女では 55~59 歳となっている。(図7-1)
1歳未満の乳児死亡数の死因別構成割合では、男女とも「先天奇形,変形及び染色体異常」
の占める割合が多くなっている
(令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況 )より

となっています。

話しはずれましたが・・・
未婚の対象者様です。
ご両親は他界され、ご親戚とは全くの疎遠で、とてもお葬式や納骨は頼めない。
ただし、身元保証人にはなってくれているそうです。
ご友人も1年前にご病気が発覚してからは、連絡を取らなくなってしまったようです。

今回は急ぎでお見積もりや
ご逝去からの流れをメールにはご説明させて頂き、

最初のメールから10日後。ご本人様のご自宅へ伺いご契約を頂きました。
またその場でネットを使いお振込みも頂き、お預り書や領収書などもお渡しいたしました。

ご自宅は賃貸マンションなので、管理会社に事情を説明し
現状回復の費用などはお支払いする。そんな特例をお願いしました。

お墓に関しては、当団体の合祀墓を希望いたしました。


実はこの方、契約後すぐに入院致しました。
しかし3か月経っていますが、少し体調がよくなりました。とメールが来ました。

契約内容を見直したい。とのことで病院にお伺いさせて頂きました。
お花をもって病院に行くと、契約でお会いした時よりも顔色もよく
素敵な笑顔で出迎えて頂きました。

学生時代のお話
お仕事をしていた時のお話し
会社を辞めた時のお話し
色々伺いながら「お棺には沢山のお花を入れてほしい」
「今度生まれ変わったら、素敵な方と出会って結婚したいので、出雲大社のお守りを入れてほしい」
→これに関しては、当団体の関連会社、株式会社セレモニーの松戸支店
法要館に出雲大社埼玉分院八柱支部がありますので
そこで、出雲大社のお守りを購入しました。
などのご要望を伺い、覚書という形で追加のご要望を追加いたしました。

「50代でも女性は乙女なのよ。お花はうれしいわ」

今も週に一回は「生存確認」というタイトルでメールが来ています。
「終活をしたら長生きしちゃった。お金が心配」
「友達に電話したらお見舞いきてくれた」
など、毎回一言だけ書かれたメールですが、
ご本人曰く、「もう少し長生きするわ」

そんな素敵な女性とのメールのやり取りがまだまだ続くと
スタッフ一同 信じております。

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秋野圭崇
専門家

秋野圭崇(葬祭業)

一般社団法人終活ケアサポート

身寄りがない、または子どもや親戚が遠方に住む方にとって、ご自身の葬儀やお墓のへの埋葬は大変ご心配ではないでしょうか。当方は、生前ご契約された内容に沿って、ご家族に代わり、葬儀と埋葬を執り行います。

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