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秋野圭崇

おひとりさまの葬儀、埋葬の専門家

秋野圭崇(あきのよしたか) / 葬祭業

一般社団法人終活ケアサポート

コラム

事例紹介 余命宣告をされました「真っ先に考えたのは自分のお葬式のことでした」お葬式を頼みたい!!

2023年7月26日

テーマ:葬儀埋葬委任契約

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

毎日暑いですね・・・
水分補給と冷房を使い熱中症にはご注意下さい。
ほんの少し外で作業しただけでも、ものすごい汗をかきますね。
お庭のお手入れなどをする時も水分補給と適度な休憩をして下さい。

さて、当法人。一般社団法人終活ケアサポートの業務の中に「葬儀埋葬委任契約」があります。
「葬儀埋葬委任契約」と言われてもなかなか理解しにくいと思います。
そこで、
数回に分けて実際にご依頼いただいた事例を詳しくご説明したいと思います。
(もちろん、まだご存命の方もいらっしゃいますので、年齢やお住まいの地域、
 詳しいことは少しだけ事実と変えて、個人を特定できないようにしております)

対象者の情報

① 東京都渋谷区在住 58歳 女性 未婚
② 肺がんの診断をされ、治療をしていましたが余命2か月と診断されました。
③ 体力も落ちてきて来月にはホスピスに入院の予定
④ 友達にお葬式や埋葬を執り行ってほしい。と相談したが断られたり、まともに聞いてくれない。
⑤ 身元保証の会社に相談もしたが、余命も少ない中で高額な契約金を払う気がしない。しかも、葬儀(直葬)と埋葬のみは受けていない。
以上のようなことを解決するべく、インターネットで情報収集していたところ
終活ケアサポートのホームページにたどり着き、お電話を頂きました。

お話しの内容

マスコミ関係でお仕事をしていた対象者様。
とてもご病気とは思えないほど、すてきなお洋服で当法人の事務所までお越しになられました。
「体力がありません。1時間以内でお話をまとめて欲しいです」と
さらに
「あとお会いできるのは1回しか無理だと思います」
とのことで、少しずつ表情が苦しそうになっていきました。
・病院から霊安室に搬送してほしい。
・代々幡斎場でご火葬。
・高知に住んでる妹を喪主にして、段取りは全部終活ケアサポートにお任せ。
・お墓は新宿にあるので、火葬日にそのままお墓へ行って納骨する。
・ご逝去後は妹さんが友人へ連絡。
・棺の中にはお花が沢山ほしい。それ以外は写真も位牌も不要、着替えも病院のままで。

「それ以上は不要なので、見積を作成してください。メールで見積もりを送付して
 OKを出したら、契約書を郵送してください。その後すぐにネットバンクですぐに振り込みます」

当団体の対応として

急いでおりますので、すぐにお墓のあるお寺様へご連絡をして、
「火葬式でお葬式はしない」
「白木のお位牌は不要の」
「火葬場での読経をお願いするために必要なお布施金額」
「ご火葬を終え収骨したら、当日のうちにご納骨をしたい」
「納骨で必要な石屋さんへの費用」
「納骨の時のお布施金額」
など必要な費用を全て伺い、万が一の際には当団体からご連絡をさせていただく旨の許可を頂きました。
2日後にはお見積りを作り終え、メールにてお見積を送付。
その日のうちにOKのお返事を頂けたので、契約書を作成しご自宅へ郵送します。

3日後に押印した契約書が返送され、必要な費用もすべてお振込みして頂きました。

契約書のイメージ画像

その後

終活ケアサポートがしたことは

  • 当法人で「お葬式」と「埋葬」に関しての契約をしていて、費用もあずかっています。
  • 火葬のみで当日の納骨をご希望れています。
  • とにかくわからないことがあれば、直ぐにお電話下さい。

などのことを記載し妹様のご自宅へ郵送させて頂きました。
その後、妹様からご連絡を頂戴し、さらに細かい打合せが出来ました。
しかし、妹さんとの連絡をとり打合せをした一週間後
妹さん経由で、ご逝去の訃報が届きました。。。

契約の実行

直ぐにご入院している病院へ向かい、お身体を搬送します。
しかし、ここで妹さんが葬儀社の霊安室ではなく、
姉の家に帰してあげたい。良くお話を聞くと
自宅でお友達が沢山待っているとのことでした。

ここは、契約では葬儀社の霊安室をご希望でしたが
妹さんは喪主ですので、ご自宅のマンションへお帰りになりました。
ご火葬の日程を決め、お寺さんにも日程の確認をしました。

火葬当日は、20名のお友達が火葬場へ
そして、お墓には80名のお友達が集まられ、
沢山のお友達に見送られながら、お墓へと埋葬されました。

お墓のイメージ写真 余命宣告 お葬式

最後に・・・

納骨をもって無事に葬送儀式が終了いたしました。
後日ご精算を済ませ、使用しなかったお預かり費用は妹さんの口座へとお振込みをさせて頂きました。

後日談

お葬式が終わって一か月後・・・
埋葬したお寺さんの近くを通ったので、お花を買ってお参りに行きました。
すると、お花の花立には入りきらないほどのお花が!!
社務所に顔を出してご挨拶をすると、住職曰く「ほどんど毎日お参りに来られているよ」と。

そんな方のサポートをさせて頂いて、私もとても幸せでした。
故人様のご冥福をお祈りするとともに、お仲間の皆様がいつまでも忘れないでいて下さることをお祈りしていります。


少し長くなりましたが、少しでもイメージしやすいように記載させて頂きました。
余命宣告されたとき、何を考えるか。。。
その人のおかれている立場でまったく違います。
もし、お葬式や埋葬でご不安を感じたら、まずは0120-918-172へご連絡してください。
人がいて電話しにくい。という方もいらっしゃいます。
そんなときは、
一般社団法人終活ケアサポートのメールアドレス  info@e-syukatu.jp へご相談下さい。
一般社団法人終活ケアサポート

ご自宅や病院、喫茶店。ご来社でのご相談など、ご都合の良い方法をご指定下さい。
相談員が無料でお話をお伺いいたします。
自分で決める終活が当たり前になる
そんな時代を目指しております。

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