【リアル店舗で成功する】 パフォーマンスで売るお店
飲食店の出店
今回は飲食店の出店について相談を受けました。
中華料理店のオーナーから現行店舗の売上も安定してきて、
スタッフも育ちつつあるということで
事業拡大の為に2号店の出店を検討しているとの事でした。
その際に「相場賃料で競合の少ない適切な場所の確保したい」希望条件がありました。
商業施設への出店
そこでご提案したのが、商業施設への出店でした。
1号店を商業施設に出店することはかなりハードルが高いのですが、
既に既存店で成功しておられてましたのでお勧めしました。
コロナ過も3年を過ぎて人が街に戻ってきました。
相変わらず都心のビジネス街は在宅勤務の方も多いので
人流が少ない状況ですが、繁華街はショッピングを我慢していた人が戻ってきました。
郊外のショッピングモールなどは
コロナ過の状況でも在宅勤務も多かったためあまり客数減はなく、
むしろ平日に買い物をしないような人も来店されて売上が増えた施設もありました。
私が中華料理店のオーナーに商業施設をお勧めしたのは
立ち上がりから売上が読めるということです。
路面店の場合、1号店の近隣に出店すると
店舗間でカニバリゼーションが生ずる可能性がありますから
少し離れた知らない街に出店する可能性が高いです。
そこの街にはどのような人が住んでてどのような生活をされているのか、
競合店の状況はどうか等いろいろ調査しなければなりません。
また、オープン販促も色々考えて事項しなければなりません。
競合店の存在
それに比べて既存の商業施設の場合は
☆買い物や食事など目的を持った人が集まってくる
☆どのようなお客様がどこからきて、どのような買い物をしているのかが分かる。
⇒こちらは商業施設の担当者の方が把握されてます。
☆競合店の売上が分かる。
⇒こちらも商業施設の担当者の方が把握されてます。
☆まったく同じような業種が出店することはあまりない。
⇒飲食店の店舗数が多い大型商業施設の場合、
例えば中華料理ですと、もう1店舗同業が出店している場合がありますが、
飲食店舗数が少ない施設では和食が1店舗、洋食が1店舗、中華が1店舗というように
同じ業種の店舗は出店させません。
路面店の場合、近くに競合店が出店してくるケースは多々ありますし、
繁盛店を運営していると大手飲食チェーン店が隣に出店してくる場合もあります。
商業施設の場合、どんなお客様が来店されているのか、
その姿が見えるので
そのお客様のニーズに合わせてメニュー開発やサービスのプランが立てやすくなります。
また、施設の事をよく知っている施設の担当者がアドバイスもしてくれます。
商業施設の差別化
商業施設の場合、若い女性をターゲットにしていたり、
ファミリーをターゲットにしていたり特徴がはっきりわかりますので、
ご自身のご商売が誰をターゲットにしているかはっきりしているのなら
そのターゲットを多く集客している施設に出店することが有利です。
私がこの仕事を始めたころには
商業施設の数も1999年末まで全国には2429ヶ所の商業施設がオープンしてましたが、
2021年末までで3169ヶ所に増えてます。
この20年間で700ヶ所以上の商業施設が増えて施設間の競争も激しくなってますが、
それぞれの施設が特徴を出すことによって差別化がされてます。
利用者としても施設を使い分けることもできます。
極端な場合、商業施設が道路1本挟んで向かい合っている場所もありますが、
それぞれの施設が特徴を出すことによって相乗効果が出て、
例えばそれぞれの建物をつなぐような通路ができて
お客様が両方の施設を回遊して売上アップに貢献しているところもあります。
ネオ・フロンティアでは駅ビル、百貨店、ショッピングモールなど大勢の人が集まる多くの施設と27年お付き合いをしております。
それぞれの施設の変遷や特徴も把握してます。
お気軽のご相談ください。
参考サイト:https://store-location.jp/bijinesuplan.html
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