対象別「パーパス」の取り入れ方
最近話題になっている「Purpose(パーパス)」について、あちこちに情報がでてきて、その活用事例も紹介されるようになりました。理論だけでなく、実践事例はあればあるほど、理解しやすくなるものです。
それらを読んで、良さそうだということで、自社でも取り組んでみようと思われている方や、そのために勉強してみようと思われている方も増えているかと思います。
まだそこまではいかず、何だかまだよくわからないので、もう少し情報が欲しい、と思われている方も、実は少なくないようにも思います。
いずれにしても、では次はどうするのがよいのか?
その一歩が出しにくいと思われている方が実は多いのではないでしょうか?
私が長年取り組んできたこととは別に、最近の「Purpose(パーパス)」についてという視点で何件かご相談をいただいていますが、皆様同じくそのような感じです。
「Purpose(パーパス)」の概念は、自社に取り入れるべきか? どのように取り組めば良いか?
「Purpose(パーパス)」の概念は、自社に取り入れるべきか? どのように取り組めば良いか?という問いに対し、大手コンサルティングファームに少し籍をおいていた経験からすると「Purpose(パーパス)」を推奨するコンサルティング企業なら、どの企業も取り入れるべきである理由とその成果を説明し、フレームワーク(枠組み)のテンプレートを用いて、早速とりかかりましょうと、提案することと思います。
それはそれで悪くはないですが、「Purpose(パーパス)」の定義ができたあと、では社内への浸透を進めましょう、そして顧客へのブランディングへと進みましょう、となって、それらをしっかり自分たちで主導できる人たちには良いですが、そうでない人は、振り回され感がでてきて、成果がでる前に疲弊してしまうようにも思えます。
どうすればよいのか?
ではどうすればよいのでしょうか?
それは、自分で考えることです。
「Purpose(パーパス)」そのものを自分で考えるということではなく、「Purpose(パーパス)」を取り入れるべきかどうか? どういう成果・効果を求めるか? を自分で考えましょうということです。
つまり、「Purpose(パーパス)」を取り入れるかどうか、あるいは、どこからどう取り組むかを考えるには、まず、それ自体に対して「それは何のためか」、何のために取り入れるのか、何のために取り組むのかを明確にすることからなのです。
「Purpose(パーパス)」を取り入れるかどうか自体が、何のためにというパーパス・コア シンキングにもとづかないとうまくいかないということで、何か鶏と卵みたいな話なのです。
逆に、そこからパーパス・コア シンキングの練習やトレーニングをすることができるとも言えます。
それらをしない限りは、いくら情報を集めても前へ進めなかったり、とりあえず始めてもうまくいかないということになります。
だとすると、パーパス・コア シンキングについてや、トレーニングをするための情報を集めないといけませんが、それらはほとんどありません。
そこで、それらの情報を集めたコミュニティサイトを開設し、プレオープンしました。ご登録は無料です。アカデミーは有料でのご提供を予定しています。
ぜひアクセスいただき、ご登録してくださいませ。そちらで随時、オンラインセミナー等のご案内も予定しています。
パーパス・コア アカデミックコミュニティサイト
“Purpose core PATIO“
https://purpose-core.work/