加藤絵美プロのご紹介
ピアノレッスンで音楽活動の土台を築き、一生もののギフトを贈りたい(1/3)
読譜力など基礎を学ぶコースや受験対策コースなど、ニーズに合わせたクラスを展開
「ピアノはすべての楽器の音域を網羅しているという説もあり、いわば楽器の王様です。ピアノで培った知識や技術は、ギターでも歌でもあらゆる音楽活動の土台となり、将来の可能性を広げます」
そう語るのは「プチボヌールミュージックサロン」を運営する加藤絵美さん。リトミック講師として、東京都江東区を中心に幼稚園や保育園に足を運ぶ他、ピアノ教室を開いています。
小さな子どもから中高生、大人までを対象にした通常、趣味のコースをはじめ、幼稚園教諭・保育士試験や音高・音大受験に向けた対策コース、コンクール前の特別レッスンなど、ニーズに合わせたクラスを展開しています。
最大の特長は、楽譜を読む「読譜力」を伸ばすこと。楽譜にはリズム、拍子、テンポなど演奏に欠かせない情報が記されており、これらを読み解く力は上達スピードにも密接に関わっていると話します。
「音楽記号などを理解しないまま難しい曲に突入すると、譜読みに時間がかかり苦手意識を持ってしまうので、レッスン前5~10分を読譜力のトレーニングに充てています。お子さんには遊びを通じたワークで、基礎力を積み上げることを心掛けています」
音符カードを高速でめくり和音を素早く弾くゲームや、ドレミといった幹音や、シャープ、フラットの派生音を呪文のように復唱するなど、ユニークな内容が盛りだくさん。
「指の力を強化するためにシリコン製のプチプチおもちゃを用いたり、スポンジで指が沈み込む強弱を覚えさせたり。口で説明するのではなく『できた感覚』をつかめるようにしています」