樹木を切る剪定の時期は、軽い剪定ならどの時期でも問題ありません
みどりの剪定科学
やわらかくて、気がつくと眺めている植木へ
手入れがみどりの10年後をつくります
科学的な抑制剪定
樹高を切り下げながら、しなやかな枝を眺められるように剪定する
お庭の植木は、丈夫で成長が早いものがほとんどです。そういう種類は街なかで育てやすいから植えられるのですが、大きくなり過ぎることが欠点です。そんな植木をお庭で大きく育てることは無理が生じることでしょう。
一般的な剪定方法では
樹木を丸く整えたり、葉がほとんど無くなるほど強く切ったりします。
こういった切り方は切ってすぐだと整っています。しかし、枝が少し伸びるとそれが目立ってしまうのです。それに、整った植木は、眺めていて飽きませんか?丸い姿は毎年変化させず、風で枝葉は少し揺れるだけ、整えた満足感がある程度です。とくに葉をほとんど切り取った状態では、私たちに何のメリットがあるのか見えてきません。持ち主はこれで満足しているのならいいのですが、せっかく植木があるのだから、新緑の淡い葉を眺められて、緑浴ができるお庭にしたいと思いませんか?
5つのポイントを大切にした科学的な抑制剪定
弊社は研究論文の執筆や海外の専門書の拝読、これらを踏まえた実作業の経験から、5つのポイントを大切にして植木を小さくする剪定を行っています。
このポイントから、植木を美しくて癒される存在に、そして剪定の悪影響をなるべく緩和させることに努めています。
植木は剪定で小さくされると、悪影響がでます。その影響は、枝が勢いよく伸びて、害虫が発生しやすくなるなどです。これを私は実験して明らかにしました(Shimada 2023)。
この悪影響は、樹形が悪化して見苦しくなることや、植木へ近寄り難い健康状態になることを招きます。
特に前述した一般的な方法では、悪影響が大きくなります。
弊社では剪定の悪影響がなるべく緩和されて、植木への親しみが持てるように手入れをしています。
科学的な抑制剪定の短所
〇 剪定の悪影響は一般的な方法よりは緩和されますが、透きつづく剪定よりは大きくなります
〇 立地条件によっては、一般的な方法と大差ないくらいに枝葉を切り取る必要性が生じます
以下のようにお考えの方からのご連絡をお待ちしています
- よく見る丸い植木ではなく、自然な枝ぶりにしてほしい
- 風にそよぐ淡い新葉やしなやかな枝を眺めたい
- お庭にある植木をなるべく健やかで美しく育てたい