樹木の大きさを縮小させるより良い剪定方法
緑地(庭園)に樹木(庭木)が多過ぎると、樹木の健康状態が悪くなったり、剪定工の料金が高くなる事があります。
例えば、高木ばかりを多く植えていたり、高木を狭い間隔で列植している、コニファーなどの針葉樹が多い、などです。
高木が多過ぎると互いに成長が競合してしまうので、剪定で抑制しなければなりません。そのため、強く剪定する必要性が高くなり、樹木の健康状態の悪化を招きます。
また、コニファーなどの針葉樹では、意外と剪定の手間が多く、料金が高くなります。
緑地(庭園)を構成していく上で大切なことは、緑地面積に適する高木と小高木、低木のバランスだと思います。
高木が多過ぎる場合は、残す高木が枝葉を伸ばせるように適宜間引伐採して、健康状態や樹形の良好さを保ちます。伐採によって緑地に隙間ができて物足りなさを感じるようでしたら、枝葉の棲み分けができるような低木等を補植してバランスを整えます。
コニファーは香りが良くて好まれますが、本数が多過ぎるとデザイン的にまとまり感がなくなることもあるかもしれません。コニファーはポイントのみ残すこともよろしいのではないでしょうか。
目隠しを目的にして、高木を狭い間隔で列植することがあります。ただ、樹木の健康状態や良好な樹形を考えながら剪定していると、目隠し効果が低減するほど枝葉を切り取る必要性がでる場合があります。そのため、目隠し効果を求めるには、ウッドフェンスを設けて樹木と併用すると、通年高い効果が得られます。最近のウッドフェンスは、ノーメンテナンスで20年以上傷まない木材がありますので、継続的なコストを考えてもお得です。