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鬼島智プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

若手が辞める理由の「スキル・経験は得られない」はただの手段に過ぎない

鬼島智

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テーマ:スキル

会社を辞める若者

新卒で入社したばかりの社員が一日で会社を辞めてしまうニュースが最近話題になっている。

古い考えだと「今の若いものは根性がない」などとおっさん達は口を並べて今の時代に沿わない意見を述べるのが常だしマジョリティになってしまうのが日本社会である。

今の若者は、デジタル化の中で育ち「周囲に認められるもの」「自分がどう見えているのか」「効率的で先端的」のような要素に対して、簡単にくっついたり離れたりする判断が柔軟であるのが特徴でないだろうか。

さて、今日はスキル・経験というこれからAIがどんどんと広がる中で重要になってくるポイントについて。

私は、今の若い人たちは常に学習を続け、早いうちからインターンを経験し、即戦力的に行動する人が多く、昭和の勝手に収入が増えて死ぬまで会社に居座る時代よりもとても流動的で成長速度の速い正にデジタルな人材が多いと感じている。一方で、上司にあたる人との時代の差が大きく、尊敬できる人が少ないため独自で学び、独自で考え価値観を醸成する為に並行世界で自らを比べ切磋琢磨せざる得ないところにあり、会社が役立つ成長ツールではない状況にもあるともいえる。

ただ、スキル・経験において重要な根幹では、「なぜそれを必要とするのか」という深い理由を持つ人は少ない印象である。多くは周囲がやっているから、あれば食えるから、無いよりあった方がのような部分で動いている。

スキルや経験は、その先にどんな自分のビジョンがあり、「ねばならぬ」というやらないといけない理由ではなく、「こうなりたい」「あれをやりたい」という方向に向かう延長線上に「スキル」「経験」がありその選択をしてるのがよりそのプロセスに必死になり、その後も強く動かす。

スキルや経験の前に、「自分という人間が何を大切にしているのか=感情のポイント」「どんなことが許せないのか、大切にしたのか=価値観」が明確化された後に、これまでの自分を振り返った「習慣的行動」「価値観的行動」を見ていく。

上記を進めて、自分の目的「○○になるというBeing」の状態に向かって、スキルや経験という「How」を得えて進んでいく。

若者だけに言える事ではないが、会社を辞めることは手段であり間違えではないが、その根底にある自分の人生目的が明確なのか、他のと比べて他の優越的なSNSの状況を見て自分というものを捨てていないのか、しっかりと判断してもらいたいと心から思います。

まずは、私自身若い方から尊敬されるようなリーダーとして先頭に立ち何かを伝えていける存在となれるよう精進していきます。

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鬼島智
専門家

鬼島智(組織開発コンサルタント)

Onlives合同会社

Amazonが実践する「リーダーシップ・プリンシプル」をベースに、自走組織作りをサポート。経営ビジョンと行動指針を「見える化」し、働く人の主体性を引き出します。コーチングによる社員の意識定着も支援。

鬼島智プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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