「お節介」VS「気配り」
書籍をテキストに使用した研修依頼が増加中!
お陰様で出版から3か月、この書籍を使用した研修を多くいただいています。
この本を読んだ方から、
「このまま社内研修の題材にさせていただきます」
「これはテキストにそのまま使えますね」
「ハラスメントの知識教育だけでは減らないですよね。文中にあるように、まさに社内コミュニケーションのあり方を変えていかないと」
と感想をいただいております。
執筆した目的通りの反響があり、とてもありがたい限りです。
この研修の目的とゴール
【研修の目的】「ハラスメントを防ぐ組織内の良好なコミュニケーションの取り方を学び、管理職として、仕事の成果達成を目指す指導のあり方を習得する」
【目指すゴール1】ハラスメントが起きる根本要因を理解することで、ハラスメントの知識が深まること
【目指すゴール2】ハラスメントを防ぐコミュニケーション手法を学び、個人と組織の相互尊重ができる人になること
【目指すゴール3】仕事の成果達成を目指すための、部下指導が適切にできるようになること
上記の通り、組織をマネジメントする管理職向けの内容になっています。
研修カリキュラムの抜粋
ハラスメントの知識はもちろん、その起こる根本的な要因を探り解決には何をしていけば良いかを導きます。
その上で、下記の通り部下への的確な指導方法を学んでいきます。
(1) ハラスメントの芽を摘む部下への声のかけ方
(2) ハラスメントの予防につながるコミュニケーション手法
(3) 部下の心のニーズを理解し主体的な行動を促す方法
(4) 部下が自身の答えを導けるコーチング手法
(5) 新人や若い人への指導方法
(6) 同じミスを繰り返す部下への指導方法
(7) 指示待ちの部下への指導方法
(8) ハラスメントにならない叱り方
等々
指示待ちを減らすとハラスメントが減る?
書籍の文中にもありますが、指示待ちの部下が多い原因をこう考えます。
管理職から部下指導の悩みを相談されることがあります。「中堅クラスになっても自分で考えて仕事をする人が少ない。もう2年も経つのだからこれくらい判断ができるだろうと思われることができなくて困っている」と言うのです。
そこで、そのような管理職には私は決まって同じ質問をしています。
「2年間経ってそれが判断できないのは誰のせいですか?」と。すると過去すべての管理職は言葉に詰まってしまいます。なぜならその原因は、2年間、指示・命令だけで部下を動かしていた上司にあるからです。
新人にはまず仕事の意義・目的である「何のためのこの仕事なのか」を納得できるように教示しましょう。一通りの仕事を覚えてきたら、意義や目的を理解した中で、今後どう進めていくのか自分で考えさせるために、多くの質問を投げかけて気づきを増やしていきましょう。考える力、考えさせる力が人の成長に寄与するのです。このような自らが考え行動する力を養う風土をつくっていくことがハラスメントを減らしていくと考えます。
「支援」が生む成果とは
私は、「支援マネジメント」を推奨しています。
支援マネジメントとは、顧客と接することが多い若い人たちが、最先端で組織の義務を果たせるよう管理職が支援してく考え方です。いかに活躍してもらえるか、情報の提供や事例の提供、教育・訓練の場などを提供しながら共に成長していける姿です。
働くメンバー全員が「反発」「壁」「溝」の無い環境にあってこそ、この構図が成立していきます。するとそこには、組織と個人の成長が育まれていきます。これこそが、「支援」が生む成果だと考えます。
ハラスメントの根は、組織が本来持っているはずの「使命」を見失っているのかも知れません。「顧客」のために「人」が活躍する職場だからこそ使命が不可欠です。その考え方を持つことこそハラスメントのない働きやすい職場になっていくと確信しています。
おもてなし経営クリエイション・アカデミーでは、この書籍を使用した研修を承っております。
詳しいカリキュラムはこちらから⇒ハラスメントを防ぐコミュニケーション手法研修カリキュラム
お問い合わせはこちらから
https://www.omotenashikeiei.co.jp/
最後までお読みくださりありがとうございました。