相続対策の3つの柱とは

西山広高

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テーマ:終活

弊社、西山ライフデザインでは相続相談をお受けしています。

平成27年に相続税の基礎控除が引き下げられて以降、相続対策の必要性はより高まっています。
いまでも「富裕層だけの問題」ととらえている方も少なくなりませんが、決してそうではありません。

相続対策には3つの柱があります。

  1. 分割対策
  2. 納税資金対策
  3. 相続税対策


相続対策の目的も人それぞれではありますが、一般的に考えて最も重要なのは「円満に、スムーズに次世代に財産を継承すること」です。

いくら節税できたとしても、遺産分割でもめてしまっては意味がありません。

以前から多くの金融機関や税理士、生命保険会社、不動産業者などが「相続対策」と謳いながら「相続税対策」の提案を行ってきたことも問題だと思います。

もちろん、相続税対策も大切です。
ご自身が大切に築き、守ってきた資産を少しでも多く次の世代に残してあげたいと思う気持ちは十分に理解できます。

しかし、先にお伝えしたように相続税対策に偏ってしまった結果、実際に相続が発生したときにもめてしまったという事例もたくさん見てきました。

弊社にお越しになるご相談者の中にも、
「両親の相続の時にもめたので、子どもたちにはもめて欲しくない」
など、かつて経験した相続手続でうまくいかなかった経験をお持ちの方も少なくありません。

さらに、相続対策を行う上で「王道」はありません。
それぞれのご家庭で親族構成やその関係、資産の状況は異なり、相続対策は各ご相談者それぞれに対して「オーダーメイド」で行う必要があります。

弊社では、ご相談者の状況やご希望を細かくお伺いし、どのような対策がご家族にとって必要なのかを検討させていただいています。

多くの方が、今も
「うちはそんなにお金もないから大丈夫」
「うちは家族の仲がいいから大丈夫」
とお考えです。

もし、
「うちは相続でもめないだろうか」
という不安がある方はもちろん、
・今まで、誰にも「相続」のことを相談したことがない
・金融機関や不動産業者、税理士、生命保険会社に相談したけれど不安が消えない
という方にもぜひ考えてみていただきたいと思います。


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西山広高
専門家

西山広高(ファイナンシャルプランナー)

西山ライフデザイン株式会社

西山ライフデザインは「不動産に強いFP事務所」「お金に強い不動産屋」です。不動産取引では「両手取引」を行わず、お客様の利益を最優先します。「上級相続診断士」として相続でもめないお手伝いをします。

西山広高プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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