「若者は選挙に行くな!?」

西山広高

西山広高

テーマ:時事コラム

いよいよ参議院選挙が明後日に迫りました。

東京の天気もあまりよくなさそうで、投票率が低くなる懸念があります。

選挙の投票率は以前にも書いたように40歳以下で低く、年齢層が上がるごとに高くなります。

普段から社会人として、自分の身の回りの政治や仕組みに接し、自分に関係ある話としてとらえられている人ほど高いということなのでしょう。

あるメディアでは「若者よ、選挙に行くな」と逆説的な意見を述べる動画などが注目されています。
若者よ、選挙に行くな 動画

その動画では、お年を召された方々が、
「若い人たちは選挙に行かなくていい」
「地球温暖化?20年30年先のことなんて関係ない」
「教育費が減っている?その分医療費に回してもらって助かる」
「今、平和だからいいじゃない」
「あなたたち若者は存在しない人」
「若者は選挙に行かない、私たち(ご高齢の方々)は選挙に行く。だから私たちが政治を動かしている」

などと話す動画です。

ここまで言われて黙ってみているのか?という気持ちにさせるための動画ですが、是非20代、30代の人たちに観て欲しいと思います


何も考えずにいきなり選挙に行ってもだれに投票したらよいのかわからないでしょう。

常日頃から世の中の出来事に気を配ることが必要です。
選挙まであと2日。残された時間はわずかですが、与えられた権利を行使しないのは「白紙委任」すなわち「自分は文句を言わないから好きにしてくれ」ということと同じです。

ファイナンシャル・プランナーである私も今のままで年金制度が維持できるのかは疑問に感じています。
ただ、将来どうなるのかは容易に判断できないため、今は国が今予定している給付額や時期を守ってもらえるものと考えざるを得ません。将来年金が減ると予測した場合、生活には大きな影響があります。

今の制度でも2000万円足りないと言われているくらいなのに今以上に減る場合は不足分も増大する可能性があります。

自分の将来の生活を守るためには長期的な対策が必要です。今からできることは何かを考える必要があります。そしてその当事者は今の若者たちなのです。

SNSなどでは、様々な意見が「匿名」でつぶやかれています。
しかしSNSでいくら意見を言っても政治に参加したことにはなりません。

投票も無記名で匿名投票です。
言いたいことをいうのもよいですが、投票は唯一の政治への参加方法。是非、
・今の選挙で何がテーマになっているのか
・自分が考えていることと近い考えを持つのは誰なのか
そんなことを考え、21日には投票に行って欲しいと思います。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

西山広高
専門家

西山広高(ファイナンシャルプランナー)

西山ライフデザイン株式会社

西山ライフデザインは「不動産に強いFP事務所」「お金に強い不動産屋」です。不動産取引では「両手取引」を行わず、お客様の利益を最優先します。「上級相続診断士」として相続でもめないお手伝いをします。

西山広高プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

お金と不動産の知識で自分らしく幸せな暮らしを提案するFP

西山広高プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼