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佐藤慶子

声と音楽の可能性を広げるボイスアーティスト・声ぢから道場代表

佐藤慶子(さとうけいこ) / ボイスアーティスト

株式会社MuCuL(ミュウカル)

佐藤慶子プロのご紹介

声の原始的生命エネルギーに着目したオリジナルレッスン、声の道場「声ぢから」を主宰(2/3)

佐藤慶子 さとうけいこ

自らの経験とさまざまなジャンルの声楽の知見を生かし、独自のメソッドを開発

 幼少期からピアノや童謡を習っていた佐藤さん。4歳の時、歌の発表会に出ることになりました。
 「状況がよく分からないまま舞台に上げられ、客席の方に目をやると、暗闇の中で頭や体が動いている様子がぼんやり見えて。急に怖くなり、伴奏が始まっても声を出せず、曲が終わるまで固まっていました」

 この経験がトラウマになり、その後数十年にわたって人前で歌うことができなくなりました。
 「複数人であれば平気でしたが、一人ではやっぱり無理で。それでも音楽は大好きで、音楽大学の作曲科に進みました。同時期に、西洋クラシック、民謡や能といった邦楽、アジアの民族音楽など、ジャンルを横断して声楽を学び、ボイスアーティストとしても活動していました」

 卒業後は、ボイスレッスンや子ども向けの音感教育に携わる傍ら、耳が聴こえる人も聴こえない人も、視覚や身体感覚を通して一緒に音楽を楽しむワークショップを多数開催。培った知見をもとに、30代で「声ぢから」を始めました。

 「私が実践し、気持ちよく声を出すために役立つと感じたメソッドだけをお伝えしています。人前で歌えるようになりたいと、試行錯誤を重ねてきたことが生きていると思います」

 参加者からは「プレゼンテーションに対する苦手意識がなくなった」「音域が広がり歌のレパートリーが増えた」「学校に通えなくなっていたが、思考が前向きになり大学に進学できた」「70代に入って声がこもりがちになり、コミュニケーションに自信を失っていたが、自信を取り戻せた」など、うれしい報告が届きます。

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