金相場価格デイリーコメント週間まとめ(8/19〜8/23)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。また、現在のドル建て金価格参考レート(XAU/USD)はこちらでご確認いただけます。
金相場価格・今週(4/15〜4/19)のデイリーコメント
■4月19日(金) 9:30
金買取価格相場 12,936円(前日比 +58円)※1g
4月18日(木)のNY金先物は反発となりました。米新規失業保険申請件数が横ばいの結果で労働市場が堅調さを維持しており、早期利下げの正当化は困難であることが改めて確認されました。ウィリアムズNY連銀総裁は米経済の好調さを踏まえると利上げは基本シナリオではないと述べ、ボスティック米アトランタ連銀総裁も「年末まで利下げできる状況にはならないだろう」との見解を示しています。外国為替市場では経済指標や米高官発言を受けてドルが上昇、東京市場ドル円は155円トライが意識される154円台後半の円安水準で推移し、国内金価格の上昇要因です。
■4月18日(木) 9:30
金買取価格相場 12,878円(前日比 -112円)※1g
4月17日(水)のNY金先物は反落となりました。パウエルFRB議長が高金利政策の長期化を容認し、利下げ先送りを示唆したことから、金利の付かない資産の金は上値追いが手控えられ売り優勢となりました。緊迫化している中東情勢は、欧米やアラブ諸国がイスラエルに対し本格的な紛争発展を控えるよう促し、サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)は最大限の「自制」を呼び掛ける共同声明を発表。外国為替市場ではドル買いの動きが一服し、東京市場ドル円はやや円高ドル安に振れ154円台前半で推移しています。
■4月17日(水) 9:30
金買取価格相場 12,990円(前日比 +36円)※1g
4月16日(火)のNY金先物は続伸し4営業日連続の上昇となりました。イスラエルがイランに対して反撃を行う考えを示し、ロシアのプーチン大統領がイランのライシ大統領と電話会談を行ったことが市場に伝わるなど、中東情勢の緊迫化に伴う安全資産の需要の高まりから金は買われました。外国為替市場では有事の逃避通貨としてのドル買いに加え、パウエルFRB議長が利下げ先送りを示唆したことも支援要因となりドル高が継続、東京市場ドル円は154円台後半で推移しています。歴史的な円安が国内金価格を押し上げ、3月以降の円建て金価格は20%を超える上昇率で急伸、過去最高値を更新しています。
■4月16日(火) 9:30
金買取価格相場 12,954円(前日比 +198円)※1g
4月15日(月)のNY金先物は続伸し3営業日連続の上昇となりました。イスラエル・イランを巡る地政学リスクの高まりを受けて、株式などのリスク資産を安全資産へ逃避する動きで金が買われる流れが継続しています。ドル建て金価格は予想以上の米小売売上高で売られる場面こそありましたが、NY連銀製造業景況指数の低下で押し目買いが優勢に。外国為替市場では有事の逃避通貨としてドルが選好され、ドル円相場は154円を超え34年ぶりの円安水準に達しました。為替介入が警戒されますが、ドル円の155円トライは市場の大きな注目を集めています。国内金価格はNY金価格の上昇と円安を受けて買いが優勢です。
■4月15日(月) 9:30
金買取価格相場 12,756円(前日比 -66円)※1g
4月12日(金)のNY金先物は続伸となりました。1日にイスラエルから空爆を受けたイランは報復攻撃を開始、イスラエルは対抗措置をとる構えで中東情勢のさらなる緊迫化が懸念されています。地政学リスクの一段の高まりから、市場では株式などのリスク資産を安全資産へ逃避する動きが見られ、代表的な安全資産である金は買われ過去最高値を更新しました。外国為替市場では有事の逃避通貨とされるドルや円が堅調でドル円相場は153円台前半で推移。また、国連の安全保障理事会はイランによるイスラエルへの攻撃を受けた対応を協議するため、緊急会合を開催しました。
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のデイリーコメントを提供
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