草履選び<台の高さ>
例えば、美術館に行って、ランチして、お買い物して、またお茶してー。
服であろうが着物であろうが、1日お出かけしていると、かなりの距離を歩きます。
そんな時、歩きずらい草履を履いていると楽しさ半減。
疲れも痛さも限界で自宅までタクシーだーなんてことにも。
靴と同様に、着物での楽しいお出かけも、素敵な歩き方を目指すのも、草履次第!と言っても過言ではありません。
しかし、
靴の場合は、合うものを履いていれば、足全体を覆ってくれますが、草履の場合、台に足をのせて鼻緒でおさえるだけの状態です。少々足の指で台をおさえるように歩かないと、かかとと台が離れます。
草履は、台の形状、素材、そして鼻緒の素材や太さ、様々なところが合う合わないの判断材料になりますが、何となく選んで履いている、という方や、これから着物ファッションを始めてみよう、という方は、是非、いろいろお試しになって、お選びください。草履が変わると、足への影響も変わります。
私自身は、当サロンオリジナルの草履を長年愛用しつつ、他メーカーの草履もいろいろ履いて研究しています。
足や歩き方により、合う合わないは、本当に人それぞれですが、参考にしていただけそうなことは、お伝えしていきたいと思います。
さあ、夏に向けて、着物も装いが軽やかになります。
たくさんお出かけしたいものですね!