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松尾章子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

羽おりものー“帯付き”でのお出掛けは有り?

松尾章子

松尾章子

テーマ:着物と季節

着物で、上着を何も羽おらない状態でお出掛けする姿を、よく
「帯付きでお出掛けする」と言います。

外出の際には、何かしら上に羽織ることがマナーとされた時代もあったようです。
現代では、皆さん結構自由ですね。

着物に慣れた方は、ご自分なりに「必ず羽おる」とか「羽おらない」とか判断されていらっしゃいます。
一方、着物を始めたばかりの方は、上着の存在まで気が行かないことも。

私自身は、着始めた頃からの周囲の方々の影響もあり、外出時は何かしら羽おります。
もちろん夏も。
(近所のちょっとした用事はのぞきますが)

春以降、初夏にむけては、紗の羽織を着て、暑くなってきましたら、袖無しの羽織を。

チリよけ、汚れよけ等の理由もありますが、年を重ねるごとに、益々、何か羽おった方がお出掛けしやすく感じますし、着姿も落ち着くのです。
カーディガンや軽いジャケットを羽おるような感覚で、上品さも出ます。
ですので、お出掛けシーンやお相手によって、判断されるのも良いかと。

洋服に比べ、明らかに纏う枚数は多くなるのでしょうが、「涼やかで素敵ですね」とお声掛けいただくことが結構あるのです。
真夏はとにかく暑いですが、涼やかさを意識して、夏のキモノを楽しみたいものですね。


袖無し羽織202206

紗の色いろいろ202206

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松尾章子
専門家

松尾章子(着物コンサルタント)

万葉烏梅染しぎや

色にこだわり抜いた着物づくりの実績を積み重ねてきました。着物を着たご本人だけでなく、その姿を見た方の心まで豊かになる着物だと長年ご愛用いただいています。シンプルに着られる前結びの着付け教室も大好評。

松尾章子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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