印象力・外見力から自分を客観的に観る習慣
昨夜は、大好きな人とのミーティングnightでした。
待ち合わせ場所まで、
電車のトラブルで二駅歩かされ、振替バスに揺られ1時間( ´ ▽ ` )ノ。。。
会えるまで、たった数駅の距離が、長〜い旅路になりました。
頑張ってヒールでガツガツ歩きました。
牡蠣、牡蠣、牡蠣、牡蠣〜に埋もれながらのマジメなお話。
「学ぶ」こと
大人になってから何かを「学ぶ」ということも、
本当に選択肢もチャンスも多い時代になったと思います。
私がそもそもこの仕事につくきっかけとなった25年以上前。
学生時代には決して真面目に勉強をしていたタイプではなかったのに、
社会人になって、社会にでて初めて、
「学びたい〜!!」と思う気持ちがうまれ
働きながら自分の知りたいことを学べる場を探した。
当時は今ほど情報も広くもっていなかったけれど、
そもそもの「学べる場」の選択肢もすごく少なかったのを覚えている。
人はやる気になったら変わるもので(笑)
毎夜OL時代には夜遊びばかりの生活だったのが一変し、
学生時代には通ったこともない図書館へ通いながらの隙間時間の勉強づけの日々。
広告業界の仕事をしていた時には仕事も不規則でハードだっったので
試験がある時の前には、布団で寝ると起きられないからと・・・
床で寝てたりしていたような。若かったな〜。
その姿を見ていた親には異様な光景にうつったのでしょうか(笑)
出かける瞬間を腕を捕まえられて
「あんた、今から医者か弁護士にでもなるつもり?」って、
ありもしないことを聞かれた覚えがあります(笑)
それくらい真面目に私は勉強をしてなかったんでしょう。
このpowerが学生時代にあったら、違った人生があったと思ったけれど、
痛い思いをしてないと気づけないものよね、と自己完結。
学ぶことへの価値も大きく変わっていきました。
それから私も教える側に気づけば立場が変わっていったけれど、
数年前までの20年近くは毎年テーマを決めて自ら「学ぶ側」になり、
本当に色んな講師の方に出会い、
たくさんのことを教えていただきてきました。
大切にしていること
知識・情報ということだけでなく
その中である先生が言われた言葉。
「心理学は、人を分析するためのものではない。
人を理解するためにある」
この言葉はずっと私の胸の中にある大切な言葉のひとつです。
何かを学ぶこと。
それはテクニックを使うことではなく、
特に、心理学やコミュニケーション系は自分の頭にインストールされている
データからしか判断ができないことを、
違う目線にたつこと、自分のものさし以外の基準を知ること、
「相手を知る」ためのツールのひとつ、なんだと思っています。
分析されているように感じることと、
理解をしようとして向き合ってくれていること、
では受け手の感情は大きく変わるから。
昨夜のミーティングのお相手は、
コールセンター中心のコミュニケーショントレーニング会社の取締役で、
ご自身もトレナーとして講師として全国を飛び回っている友人。
この人のコミュニケーション能力は、いつどんな場所でもストレートで暖かい。
変わらない。
目の前にいる相手が誰であろうと、自分のスタンスは同じ。
ただ優しいことが、暖かいわけじゃない。
シンプルに、素直に伝えてくれる。
まっすぐに、シンプルに言葉をとらえるって、なかなか難しいことだと思うんですよね。
基準に自分のものさしや、思いが入りやすいから。
それをまっすぐに伝えてくれる覚悟と思い。
さすがだよな、とあらためて彼女の言葉からも学びました。
これって実は、日頃から、
自分に正直に、
自分の感情に正直に、
生きてないとできないこと。
本当に強くて優しいことだと思うんです。
誰もみていない自分の時間の、自分の気持ちへの向き合い方とか
自分を大切にすることが、本当に人を大切にすることができる強さになること、
とかを知っている人だなと。
装い方は、無言の会話と同じ
装うことも、実は同じ。
装うことは、服を着ることではなく、何をどう着るか。
ファッションでもあるけれど、コミュニケーションでもある。
服を着ることは、誰でもできます。
が、
装い方を決めることは、生き方を決めること。
自分の感情をシンプルに、
そして自分のセンサー感度を高くしないと
自分の人生を加速させてくれる、なりたい自分になれる装い方には
出会えないモノなんです。
ビジュアルから伝えることを生業にしている私ですが、
言葉にもそんな気持ちがきちんと出せる人でありたいと、心から思いました。
人生なんでも、やってみる。
後悔するより反省しよう(笑)。
そんな自分の信条を、
忘れていたようなそんな感覚をここ数ヶ月で思い出し、
ふと周りをみていると、
40代を境に、自分の生き方や仕事の方向性、叶えたい夢、、、に
真摯に向き合っている人や友達がたくさんいる。
そんな人たちの未来を応援するための手が、私にとっての服であり、装い方。
このところ彼女をはじめクライアントさんから
同行ショッピングでの試着室が「のりこMagic」なんだよ、との声をいただく。
でもこれは、「どうしたい?どうなりたい?」を
クライアントさんや友人が決めてくれたから
私にはスタイリングができること、なんです。
似合うものは、たくさんある。
印象は、いくらでも変えられる。
だからこそ、ちょっと標的を絞るといいのよね。
似合う服を着てたらなりたい自分になれる、、、のはちょっと違う。
どうする?って「決める」ことが、先。
「決め方」が大切。
似合わせ方のテクニックは、その後かな。
お料理で肉じゃが作りたいって思うじゃない。
それにはジャガイモ、ニンジン、牛肉とか買ってくるよね。
だけど味付けも切り方も、家庭によっても、それぞれ。
同じ材料があっても料理の仕方次第では、
気づいたらシチューにもカレーにもなっちゃう(笑)
見た目のビジュアルつかってブランディングするっていうのは、そんな感じかな。
言い換えれば、肉じゃがの材料使って、
カレーもシチューも作れるコト。
装い方を決めることは、生き方を決めること。
やっぱり私の仕事Styleで大切にしていきたい言葉です。
振替バスにくじけなくて良かった♪
魅力の総合演出家 斉藤典子