日本舞踊でリフレッシュ♪ 深い息と有酸素運動でもっと元気に!着物と日本舞踊
《お嬢様の振袖がご縁で》
浴衣と半幅帯の着付けを習いたいと、大学生の娘のお母様が稽古に来ました。
自分の娘の振袖姿を見て、日本の文化はいいなと思ったそうです。
そして、私も着物を着てみたいとつぶやいていました。
毎年日本舞踊のおさらい会を観に来て素敵と言ってくれていましたが、自分が着たいと思ったことは初めてだったようです。
《浴衣を着てみたくなり》
稽古では1時間で浴衣を着て、半幅帯を自分で結べるようになりました。
「こんなに簡単にできるなんて!」と感激していました。
スマホで説明をしながら動画を撮影して、帰ってからも稽古出来るようにしました。
《日本の文化が身近に》
日本舞踊を観に来ていた時には他人事だったけれど、いざ自分で着てみると身近に感じるようになったようで、子ども達も自分で着るの?とかどのくらいの時間で着ることができるのか?歩き方はどうするの?など日本文化が身近になったようでした。
《日本舞踊は敷居が高い》
よくこのように言われます。
お金がかかるのではないか。着物を揃えなければいけないのではないか。そして、着物を自分で着られなくては出来ないのではないか。
《もっと日本文化を身近に》
そのように日本舞踊を教えている師匠は多いと思いますが、私はもっと裾野を広げたいと、小学校の放課後などでも活動しています。浴衣と半幅帯があれば着物を揃える必要はありません。貸出用の着物も用意しています。
一方で着物を着て帯を結ぶことは、扇子を揃えることと同じことと思っていますので、全員が自分で着て帯を結べるようになります。お子さんも小学1年生で半幅帯、6年生卒業までに名古屋帯を結べるようになります。
《子どもから日本文化の発信》
お子さんが自分で浴衣を着こなすようになると、親御さん達が変化していくことが多いです。
私も着てみたい。私にも出来ますか?と聞かれることもしばしばです。その時には、親御さんにも着付けを教えます。子ども達が浴衣や着物を着ることは、まさに日本文化の発信をしていることになるのです。
《日本文化の種まき》
2009年より続いている「町田子どものための日本舞踊教室」(今年はコロナのため中止)は、日本文化の種まきと思っています。将来何になるかわからない沢山の可能性を秘めた子ども達が、この教室で浴衣や帯結びを覚えたり、着物での所作や扇子を使っての日本舞踊を知ることで、将来何かの扉が開くきっかけとなるかもしれません。日本文化の種は、様々な経験を経て、いつかそれぞれの花を咲かせてくれることと信じています。
《ある都立高校文化祭で》
文化祭で縁日を開いている教室で、高校生が浴衣らしき格好をしていました。
最近の浴衣は、スカートだったり、膝丈だったり、本来の浴衣姿とは違ったスタイルも多く、胸元がだらしなかったり、裾がはだけていたりしているように見えました。
受付に座る方がとても美しく着付けていて背筋が伸びて気持ちよい姿でした。その方が数年前に私が教えた子どもさんだったのです。まさに日本文化の花を咲かせてくれていたことに、感激しました。
《どなたでも》
私の娘が箸を持つよりも早く扇子を持っていましたので、2歳くらいから始めることができると思っています。そして日本舞踊は100歳まで続けられる踊りと言われていますので、2歳から年齢の上限はなしです。お稽古には小さなお子さんから年配者、障害をもつ方も10年以上通っています。
《いつでも始められて》
着物がなくても始められます。用意するものは、浴衣、半幅帯、白い足袋です。
入門の際に、扇子や扇子入れ、尾上菊右佐オリジナル手拭いを差し上げます。
やってみたい!と思った時に何歳であっても始めることがでます。
《いつまでも続けられる》
それぞれの年齢や体の様子と相談しながら、無理のないように続けられます。
おさらい会の着物も貸出用を用意していますので、クリーニング代のみで利用できます。
高齢の方や、年齢とともに立ち座りなど加減しながら続けることができます。
《尾上菊右佐日本舞踊稽古所》
日本舞踊ってどんな踊り?将来留学したいから日本文化を知りたい。着物を着られるようになりたい。成人式で美しい立ち振る舞いをしたい。様々な年齢の仲間がほしい。学校以外の友達がほしい。菊右佐ってどんな人か見てみたい。
理由はどんなことでもよろしいです。是非稽古の見学にいらしてください。もし体験したければ浴衣や半幅帯、白い靴下をお持ちください。(貸出用もあります)
《オンライン尾上菊右佐日本舞踊稽古所》
このたび文化庁の支援を受けて、オンラインの教室も始まりました。
年1回オンラインで発表会も開催します。それぞれの地域の家から、それぞれに必要なことから稽古できます。
オンライン稽古所では、日本舞踊を披露する機会を作りますので、なかなか日本舞踊を観ることが難しい方も歓迎しています。
ご連絡をお待ちしています。
尾上菊右佐