Mybestpro Members

勝田無一プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

シリーズ「住宅と庭」の話 (Ⅰ)  【②話.日本人の「庭」感覚のルーツ】

勝田無一

勝田無一


まず日本人の庭感覚を考え始める前に、私の懐かしいなあ・・・と思うような
日本人の心の古里(ふるさと)を訪ねてみたいと思います。

日本人の生活感には、庭に対して独特の感性があるような気がします。
上の写真・・・縁側のある農家の写真です。

私も縁側のある家で育ちました。茅葺きではありませんが縁先に程よい広さの前庭のある家でした。

このコラムをご覧の方で、縁側のある家で生活された方・・・いらっしゃるでしょうか?
今の時代・・・生活体験のある方はかなり少なくなってしまいました。
私の少年時代の縁側生活・・・思い出せば楽しいことがいっぱいありました。

日だまりの冬の縁側・・・ガラス戸を閉めるとちょうどよい日向ぼっこの場所でした。
いつも猫が昼寝をしていました。

春には・・・お花見の特等席。
夏の夕涼み・・・スイカ食べて種のとばしっこ。花火もしました。
秋には・・・手を伸ばせば吊し柿があり、おやつを食べる場所でもありました。

縁側・・・「ヒラメの縁側」も美味しいけど!!・・・縁側生活には非常に美味しい生活があったのです。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

勝田無一
専門家

勝田無一(一級建築士)

有限会社 創設計

日本のトップガーデナーである建築家が建築のみではなく庭の設計から造園まで行います。一流の建築とガーデニングが織り成すこだわり抜いた住宅をお届けいたします。都会の中のリゾートハウスを目指しています!

勝田無一プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

緑と住宅の調和に挑むガーデナー建築家

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ東京
  3. 東京の住宅・建物
  4. 東京の造園
  5. 勝田無一
  6. コラム一覧
  7. シリーズ「住宅と庭」の話 (Ⅰ)  【②話.日本人の「庭」感覚のルーツ】

勝田無一プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼