中村弘志プロのご紹介
目から体のゆがみを整え、深部筋肉を鍛える「骨格視覚矯正®」を開発(2/3)
背骨をつなぐ「短回旋筋」を鍛える健康器具「カチッとハマる®︎」も展開
「骨格視覚矯正®」の中で、中村さんが着目しているのが「短回旋筋」です。インナーマッスルと呼ばれる深部筋肉の中でも一番奥、背骨に直接付着し、背骨に24個ある椎骨どうしを結ぶように付いています。
「短回旋筋には、筋紡錘という筋肉の伸び縮みを検知するセンサーがたくさん付いており、背骨を整える作用が期待できます。しかしとても小さいので、一般的な筋力トレーニングで鍛えることは難しいのです」
この短回旋筋を鍛えるために開発した健康器具が「カチッとハマる®︎」。床にあおむけに寝て脱力し、背骨に重力がかからない状態で行います。24個ある背骨一つひとつが整うように体幹軸を強化し、関節機能の向上を目指しており、国内外の特許を取得しています。また、寝ころんだ際、顔の目の前にある特許機能により精度高く、正しい位置を認識できるので、視覚と連動した「短回旋筋矯正®︎」が可能になったと言います。
「長年さまざまな方に施術した経験から、日々生じる体のゆがみを整えるには、私の手技より、自身で精度高く体のゆがみを整え、気楽に習慣化できるのが最適です。それが可能になった特許器具は、レンタルサービスもあり大変好評をいただいております」
中村さんは、「来院できなくても、メソッドを知ってもらうことで健やかな体づくりをしてほしい」との思いで出版も決意。自分の体の現状を把握する方法や、目から短回旋筋を鍛える体操を考案し、著書「悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい」(ビジネス社)にまとめました。
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