御影石と大理石、それぞれの特徴や違い
石材には大きさの規格がある
自分でリフォームをする場合、大理石や御影石などの石材を購入することになります。近くのホームセンターで購入するのであれば、実物を見てサイズや柄なども確認できますが、最近ではネットで購入と方法もあり、価格も比較しやすいため利用する人が増えています。
ネットで購入する場合、自分が欲しい種類の石を探すことも容易ではあるのですが、サイズの規格を知らないと欲しい大きさの石材がどれなのかが分からないことがあります。
大理石や御影石を採石した形のまま購入する場合は、メートルやセンチなどで表記されている場合が多いようですが、通常リフォームに使うような場合は、規格で決められたタイル状になったものが販売されているので、サイズをよく確認するようにしましょう。
石の規格を知りましょう
チメートルやメートルなどで表記されていることもありますが、建材としての表記もしっかりと覚えておきましょう。
では、この角というのは何なのでしょうか。角というのは正方形を指しているもので、100角は100㎜×100㎜のタイル、200角であれば200㎜×200㎜のタイルということになります。しかし、日本のタイルの場合、実寸ではないことを知っておきましょう。
日本のタイルは目地込みの寸法なので、内装用、外装用でも実寸サイズは異なります。
多くの場合200角という表記に加えて実寸も書いてあることが多いので、そのタイルがどのくらいの目地を見込んで作られているのか分かるはずです。
実寸とタイルのサイズをきちんと把握してリフォームを行う
業者さんにリフォームを頼む場合はそれほど気にしなくて良い部分ではありますが、自分で大理石や御影石を貼ろうとした時に、目地の部分を確認し忘れるということが往々にして起こりがちです。
例えば、床のサイズを測り、それに合わせてタイルを購入する時に目地の分を考えずに購入してしまうなどの失敗がないように、十分に注意しましょう。
また、タイルの厚みにも注意が必要です。思ったよりも厚みがあって段差になってしまったり、床の調整が必要になると余計に費用がかかります。
加えて、日本のタイルのサイズは目地込みだという話をしましたが、海外ではそうではないこともあります。メーカーによっては、実寸とタイルのサイズが一緒または、タイルサイズよりも大きいということもあります。必ずタイルのサイズと実寸は確認をするようにしましょう。