Mybestpro Members

髙橋勇也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

IF関数(初心者向け)

髙橋勇也

髙橋勇也

テーマ:Excel小ネタ

【第1弾】現場でよく使っていたExcel関数をご紹介します。

今回は【IF関数】
「〇〇の条件を満たすときは△△、満たさない場合は▲▲」というような、特定の条件に従って結果を出力する関数となります。

例えば、
・テストで80点以上の場合は合格と表示する
・AとBのセルを比較して、値が一致しているかチェックする
など様々なパターンで利用することができます。

IF関数の書き方は
=IF(条件式,"条件を満たすときの表示内容","条件を満たさないときの表示内容")

「テストで80点以上のときは合格と表示し、80点以下の場合は不合格と表示する」というIF関数を書くと以下のようになります。

=IF(A2>80,"合格","不合格")
IF

他のセルにも同じように関数を入れ、結果は以下のように表示されます。
IF文結果

別パターンの例として、画像のように先月の名簿と今月の名簿を見比べて、内容に誤りがないか確認したいときは

=IF(A2=B2,"OK","NG")
IF文書き方例
こちらの内容はA2セルとB2セルが同じだったとき、条件を満たす場合はOKと表示し、条件を満たさない場合はNGと表示する式になります。

※=IF(A2=B2,"","NG")と入力すると
・条件を満たす場合は空白を表示する。
・条件を満たさない場合はNGと表示する。
という書き方も可能です。

すべての名前をチェックした結果がこちら。
IF文結果
C6がNGということで、差異を発見できました。
データ入力時に誤って変換してしまうこともあり、「わたなべ」と同じ読み方であっても漢字が異なっているため、A6とB6を比較したときに不一致であると確認ができました。


大量の入力データを一つ一つ目視で確認することは大変な労力がかかります。
関数を使うことで正しくチェックでき、かつ時間短縮につながるのでぜひ使ってみてください。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

髙橋勇也
専門家

髙橋勇也(業務効率化支援)

株式会社イントロダクション

ITエンジニアを擁し、AIウェブアプリやシステムを開発して顧客の業務効率化をサポート。「健康経営優良法人 ブライト500」に選ばれた経験も生かして働きやすい職場の作り方をコンサルティングする。

髙橋勇也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

AIやITの知見を生かし業務効率化を支援する専門家

髙橋勇也プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼