留年・休学対策に強い！現役医師の個別指導！橋本将吉

留年・休学対策に強い！現役医師の個別指導！

橋本将吉

医学部生の進級、留年対策に特化した「駆け込み寺」

　「医学部生なんだけど、直接マンツーマンで教えてくれる先生はいないかな？」「試験直前で助けてくれる医者の先生いないよね？」「進級と留年で悩んでる医学生を助けてくれる塾なんてないか」

　そんな思いを形に変えたのが、医学生時代に多くの苦労を経験したという橋本将吉先生です。橋本先生は現役の医者であり、10年以上の教育業界での経験を生かして医学生専門の個別指導塾『医学生道場』で講師をしています。

　「医学部生には他の大学にはない悩みがあります。同じく難関入試を突破したライバル達との競争、大量の必修科目、留年の回数制限、学費の高さ、独特な先生、厳しい実習、意味不明な基礎医学など、本当にキリがありません。そして、限られた時間の中での効率的な勉強、生活習慣の管理、そしてモチベーションを上げる先輩の医者のアドバイスが重要だと考えています」。続けて「どうしようもない場合はありません。どのような状況でも打開できる可能性を見つけてきました」と自信を見せます。

　そんな橋本先生ですが、自分が医学生のころには沢山の苦労をしたと語ります。「私自身が勉強を好きで医学部に入ったわけではありませんでした。在学中には、専門分野ばかりで授業はほとんど理解できませんでしたし、基礎医学は大っ嫌いでした。個性豊かな同級生に真剣に悩んだりもしました。だから、集団指導ではなく、規模が小さくてもそういう問題に全力で挑んでくれる塾が、日本に一つぐらいは必要なんじゃないかな、と思ったんです」

沢山のありがとうに囲まれる「ニコニコ先生」に

　実際の授業が始まる前には必ず、ご家族と生徒さんの両方と面談。面談後には、問題点の正確な把握と対策の仕方を提案。個別指導が必要であれば授業開始となります。授業開始後も、電話やメール、LINEも使って、ご家族に進捗状況を報告。さらに、一人暮らしで朝が起きられないと言う生徒さんに対し、試験当日に橋本先生が直接起こしに行ってあげることもあったという徹底ぶり。

　「大変に思われるかもしれないんですけど、私自身が楽しんでやっている所もあるんです。そうやってあれこれやって、成果が出て進級して、『やりました先生！』って心の底から一緒に笑ってくれる。ご家族さんとも一緒に涙して喜ぶ。そこで初めて仕事が面白いと感じるんです。ご存知の通り、現在の日本の医療現場はあまりに過酷です。それでも、私の関わった生徒には私の背中を見て育ってもらって、患者さんにありがとうって沢山言ってもらえる、笑顔のあふれる『ニコニコ先生』になってもらいたいんです」と語ります。

　インタビューの最中、生徒さんが自習に来たので、許可をとってお話しを伺いました。「僕は、私立の高校を出て、なんとなく周囲に流されて医学部に入りました。日本の大学は入ってしまいさえすればなんとかなると、どこかで聞いていたのですが、実際は違いました。苦労を重ねてまで、なんで進級しなければならないんだろうって本気で思ったんです。でも、誰にも相談できませんでした。そのままズルズル留年して、さらに休学して、もう放校まで後がない状態になりました。そんな時に、ネットでショウさん（橋本先生）を知ったんです」

医者になる勉強とは　モチベーション？

　「親とは喧嘩ばっかりでした。でもショウさん（橋本先生）は、僕の気持ちを理解してくれました。同じような境遇の仲間を紹介してくれたり、病院見学に連れていってくれたりしました。それに、今までの自分の勉強の仕方に合わせて、生活習慣の作り方や、医学部での勉強方法を伝授してくれました。そうしたら、段々とやり方が分かってきて、成績が3か月ぐらいでどんどん伸びていきました。難しい試験も落とさなくなり、学校の先生の態度が変わりました　笑　学校の教室で勉強する時間が増えて、もともと人見知りだったんですが学年一位の女子の友達ができちゃいました。質問とかもされるようになって、医学が面白くなっていました。この前なんて、勉強仲間と学会気取りで再生医療について議論しあったり、もうあの時には考えられないような状況になりました」と笑います。

　今後は、他の塾や普通のお医者さんがしないような事も、どんどんやっていきたいと語る橋本先生。「今はインターネットが発達して、どんな仕事に就くとどんな苦労が待っているか、すぐに分かってしまうんですって。そしたらモチベーションも下がってしまうんだそうです。やる気なんか出ないって、みんな叫んでるんです。私は、『いやいや、仕事って面白いんだぜ、勉強もできるようになると面白いんだぜ、医者になると勉強頑張った分だけありがとうって言ってくれるんだぜ、楽しくて仕方なくなるんだぜ』って、もっと泥臭くてもいいから背中を見せて伝えていきたいと思います」。インタビューにお答えいただいた橋本将吉先生、生徒さん。楽しいお話しをありがとうございました。

（取材年月：2015年7月）