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インデックスだけじゃ届かない、その先の話
新井:神谷さん、本日はお時間をいただき、ありがとうございます。新NISAが始まって2年が経ちますが、最近は証券口座を開く会社員の方がぐっと増えてきましたよね。
神谷:そうなのです。新井さん、よろしくお願いいたします。本当に周りでも「NISAを始めた」という声を聞くことが増えました。特にS&P500やオール・カントリーといったインデックスファンドを積み立てている方が多いですね。
新井:「人気のものを選んでおけば間違いない」という空気感がありますよね。今回のタイトルにある「9割の人が見落とす"勝てる個別株"の選び方」、これは具体的にどういうことなのでしょうか?
神谷:一言で言うと、「インデックスだけで止まってしまう」ことが、実は一番の見落としなのですよ。新NISAを始めた方の多くが、インデックスファンドを積み立てた時点で投資が完結したと思ってしまう。でも本当は、インデックスの先に「個別株」という、もう一段大きな資産形成の可能性があります。そこに踏み込めていない方が、体感ですが9割くらいいらっしゃる。
新井:なるほど。神谷さん御自身はインデックス投資についてはどういうスタンスですか?
神谷:私はインデックス投資を否定するつもりは全然ないのです。むしろ資産形成の土台(コア)としてインデックスファンドを使うことは、強くおすすめしています。ただ、それだけで終わらせてしまうのは少しもったいないな、とも思っていて。
新井:というと?
神谷:たとえばオール・カントリーの長期リターンは、長年の平均では年8%前後と言われています。20代・30代であれば時間を十分に味方にできるので、インデックスだけでも大きな資産を築けます。ただ、40代・50代から本気で資産形成を始める方にとっては、時間という最大の武器が短いのですよ。
新井:確かに。私もよく受講者の方から「老後資金が間に合うか不安」という声を聞きます。
神谷:そうなのですよね。年8%では、描いていた老後資金に届かない可能性が十分にある。一方で、個別株のリターンはインデックスとは別格です。きちんと勉強すれば、1年・2年で資産が2倍・3倍になる銘柄に出会うこともあります。
新井:そう聞くと魅力的ですが、同時に怖いという気持ちもありますよね。個別株はリスクが高いというイメージがある方も多いと思います。
神谷:おっしゃる通りです。リスクは確かにある。ただ、一度学んでしまえば、その視点は一生使える武器になるのですよ。インデックスと個別株のハイブリッド戦略を組めるかどうかで、20年後の資産は大きく変わってくるはずです。
ライブドアショックの大損から始まった、20年の旅
新井:神谷さん御自身の投資歴はいつ頃から始まったのですか?
神谷:20代の頃に始めたのですが、最初はひどかったですよ(笑) ライブドアショックで大きな損失を経験しまして。当時の私は、雰囲気で買って値動きに振り回されて売る、まさにギャンブルのような株の扱い方でした。
新井:ライブドアショックは2006年でしたよね。あの時代に株を始めた方はかなり痛い目にあった方が多かったですね。
神谷:そうです。そこから10年以上かけて、自分のように「才能がなくても勝てる方法」を探し続けました。たくさんの決算書を読み、企業の構造を理解し、業績成長を続ける会社に投資する手法に辿り着いたのですよ。
新井:短期の値動きを追いかけるのではなく、会社の本質を見るアプローチですね。
神谷:はい。「この会社は1年後・2年後にも伸びているか」を問う投資です。株価は長期的には業績と連動しますから。ただ、20年以上続けてきたこの投資は、私の中では完全に趣味の世界の話で、人に教えられるようなものでは全くないと思っていたのですよ。
「続けられて、楽しい」 そこに答えがあった
新井:KABU-ACAを始めたのはいつ頃ですか?
神谷:2024年に起業しました。実は起業したいとは思っていたものの、何をやればいいのか正直まったく見えていなかったのですよ。過去に物販にも挑戦したことがありましたが、うまくいかずに撤退した経験もあって。
新井:そうでしたか。私もその辺りの相談に乗りましたよね(笑)
神谷:そうなのです(笑) 新井さんからいただいたアドバイスがシンプルで、でも私の中では何かが変わる一言でした。「自分が続けられるもの、そしてやっていて楽しいと思えるものでないと、ビジネスは続けられないですよ」と。
新井:物販を「またやりたいか」と問われると、正直なところはどうでしたか?
神谷:「もう1回やりたいか」と言われると、正直「はい」とは言えなかったですね(笑) でも株式投資は20年以上続けてきて、いまだに毎日決算書を読むのが楽しい。「楽しい」という感覚が、ここにしかなかったのです。
新井:そこに答えがありましたね。ビジネスで勝てるかどうかは、結局「続けられるかどうか」に尽きると私もよく言うのですが、実際に神谷さんにもそれが当てはまりましたね。
神谷:本当にそうです。それからは新井さんの指導のもとで、自分の投資スキルを1つひとつ棚卸ししていきました。「いつもどんな順番で銘柄を見ているのか」「どこを最初にチェックして、何を判断材料にしているのか」。頭の中で無意識にやっていたことを、人に伝えられる形に整えていく作業でした。
新井:プロが自分の技術を言語化するのって、思っている以上に難しいのですよね。本人には当たり前すぎて見えなくなっている部分がある。
神谷:まさにそうで、これは自分1人では絶対にできなかった作業でした。棚卸しをしながら気づいたのが、私が無意識のうちに3つのステップを必ず順番に踏んでいた、ということなのですよ。
勝てる個別株を選ぶ「三位一体」のフレームワーク
新井:それが今、KABU-ACAで教えている手法ですね。具体的に教えていただけますか?
神谷:はい。「市況分析・セクター分析・企業分析」の三位一体という考え方です。3つの視点を「上から順に」重ねていくイメージです。
・市況分析:金利、為替、地政学。世界全体の風向きと資金の流れを読む
・セクター分析:その流れの中で、有利になる業界・不利になる業界を見極める
・企業分析:有利な業界の中で、業績が伸びている特別な会社を選び出す
新井:この順番に意味があるのですね。
神谷:そうなのですよ。世界の動きが業界の追い風を生み、それが個別企業の業績を押し上げる。この因果の連鎖を、上から順に追いかけていきます。たとえば世界的に金利が利下げ局面に転じれば、ハイテク・グロース株に追い風が吹きやすくなります。AIの普及という構造変化が続けば、半導体や電力インフラの業界に資金が継続して流れ込む。
新井:「世界で何が起きているか」を出発点にすることで、闇雲に銘柄を探さずに済むわけですね。これはいわゆるファンダメンタルズ投資の考え方ですよね?
神谷:おっしゃる通りです。ファンダメンタルズ投資とは、企業の業績や財務、ビジネスモデルといった本質的な価値を分析して投資判断を行う手法です。難しそうに聞こえるかもしれませんが、この三位一体の順番さえ守れば、どんな会社にも応用が利く、一生モノのスキルになります。そして3つの視点が揃って初めて、「この会社を、このタイミングで買う理由」を自分の言葉で説明できるようになるのですよ。理由が言葉にできる投資は、もう怖くありません。
新井:それは本当に重要なポイントですね。感覚じゃなくて、自分の頭で説明できる状態になる。
神谷:そこが一番大事だと思っています。なんとなく人気だから買う、という状態から抜け出せると、投資が180度変わります。
40代・50代こそ、実は最強の投資家世代
新井:KABU-ACAには、実際にどんな方が通われていますか?
神谷:40代・50代の方が中心です。会社員として長年働いてきた方が多いですね。「新NISAを始めたけれど、インデックスだけで大丈夫か不安になってきた」という方も増えています。
新井:ちょうど資産形成を本気で考え始める世代ですよね。
神谷:そうですね。ただ、私は本気でそう思っていますが、40代・50代こそ、株式投資で最強の世代なのですよ。
新井:それは意外な言葉ですね。どういう意味ですか?
神谷:社会人として20年、30年と働いてきた経験が、企業分析において何にも代えがたい武器になるのですよ。「この会社の事業は本物か」「この業界に本当に追い風が吹いているか」。これを判断する目は、若い世代よりはるかに鋭いはずです。
新井:確かに。会社を中から見てきた人間の目線って、特別なものがありますよね。
神谷:それを多くの方が見落としているのですよ。自分が現役で働いてきた経験が、株式投資の最大の武器になる。
新井:素晴らしい視点ですね。それは私も起業支援の現場でよく感じることで、「あなたの当たり前が誰かの価値になる」とよく言うのですが、投資の世界でもまったく同じことが言えますね。
神谷:まさにそうです。それに、自分で銘柄を選び、理由をもって買えるようになると、世の中のニュースが、自分ごとになる。経済の動きが、自分ごとになる。為替も、金利も、海外の政治ニュースも、「自分の資産にどう影響するのか」という解像度で見えてくるのですよ。
新井:それはただ積み立てをしているだけでは絶対に得られない感覚ですよね。
神谷:おっしゃる通りです。インデックスはコアでいい。でも、そこに「自分で選ぶ力」を加えることで、資産形成の景色は大きく変わります。
KABU-ACAで学べること、これから挑戦したい方へ
新井:最後に、これから個別株に興味を持たれた方に向けて、KABU-ACAではどんなことが学べるのか、教えていただけますか?
神谷:入門コースから始めていただけます。三位一体の考え方を基礎からお伝えして、決算書の読み方、銘柄の絞り込み方まで、ゼロから自分で判断できる状態を目指すカリキュラムになっています。
新井:私の受講者の方にも、40代・50代で「老後資金が不安」という方が本当に多いのですよ。インデックスだけでは心もとない、でも個別株は怖い、という方に神谷さんの手法はとても合っていると思います。
神谷:ありがとうございます。「会社を見る目」は、誰でも学べるスキルなのです。才能は必要ない。正しい順番と視点さえ身につければ、一生使える武器になります。もし本気で資産形成と向き合いたいと思われたら、ぜひ一度KABU-ACAの扉を叩いてみていただければ嬉しいです。
新井:神谷さん、大変充実したお話をありがとうございました!
起業家インタビュー(聞き手:新井一@起業18フォーラム)
神谷拓氏プロフィール
20年以上の株式投資経験を持ち、「市況・セクター・企業」の三位一体分析でファンダメンタルズ投資を体系化。株式投資アカデミー KABU-ACA(カブアカ)を設立し、40代・50代を中心に個別株投資の実践スキルを伝える講師として活動中。
→ KABU-ACA公式サイト


