◆家族信託って銀行で扱っているあの信託ですよね？？◆～家族信託の活用～

2021年11月18日

テーマ：家族信託®（民事信託）の活用

コラムカテゴリ：ビジネス

コラムキーワード：認知症予防、空き家対策、家族信託行政書士

おはようございます！
行政書士　シニアライフカウンセラー　山口里美です。

究極の認知症対策として、昨今、家族信託が非常に注目されております。

でも、ご相談者の中には上記のように、
「家族信託って、銀行に頼んで作ってもらうんですよね？」と勘違いされている方もあります。

今日は、両者を比較してみましょう。

商事信託

銀行で取り扱う信託は、「商事信託」といいます。
信託会社や信託銀行などの信託業法上の免許を取得した事業者が「受託者」となる信託です。

商事信託は名称のとおり営利目的であるあるため、
一般的に信託財産の1～1.5％の受託者報酬がかかります。
さらに、商事信託は行政庁からの許認可を受け監督下にあるため、
基本的に不動産を含めることができないなど、扱う財産に制限がります。

どうしても、ご家族で「受託者」の候補となる方がいらっしゃらない場合には、
商事信託を選択し、信頼できる信託会社や信託銀行に受託者を頼むことも可能です。

家族信託

それに比べて、家族信託は、家族に信じて託す信託ですから
受託者の報酬は基本的にかかりません。

また、個人間の契約となりますので、不動産を組み込んだり、
信託契約の終わり方を工夫したり、受益者を連続させたりと、
かなり柔軟な設計を行うことが可能です。
つまり、家族の願いを叶えることができるということです。

みらいリレーションでは、
いずれの信託が良いのかも含め、ご相談者に親身に対応させていただきます。

気になることがおありでしたら、お気軽にお問合せください。

皆様も、よき日をお過ごしください。

※お問い合わせは　yamaguchis@mirairelation.jp

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