◆蛭子能収さんも利用された「家族信託」◆~家族信託の活用

山口里美

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テーマ:家族信託®(民事信託)の活用

おはようございます。
司法書士&行政書士 シニアライフカウンセラー 山口里美です。

ご存じの通り、
タレントの蛭子能収さんは初期の認知症であることを公表されております。
旅番組などで、独特の雰囲気を醸し出す方で人気者でいらっしゃいます。

先日の「婦人公論」の記事に、その蛭子さんが
「家族信託」を活用されたのだとインタビュー記事が掲載されておりました。
家族信託を活用し、住んでおられるマンションを蛭子さん名義から奥様に変更されたようです。

まだ初期の認知症であったなら、良い選択であったと感じます。

家族信託を活用し、ご主人から奥様への名義を変更する。
仮に、ご主人様の認知症が悪化して物事の判断ができなくなってしまっても、
名義は奥様に代わっているので、
奥様がそのマンションを売却する、或いは、賃貸に出すなどして
ご主人の介護費用や入院・治療費用に充てることができます。

もし、何の対策もされていなかったら、
ご主人の認知症が発覚した段階で、その不動産の売却も賃貸もリフォームもできなくなります。
更に、成年後見人を選任する必要も生じます。

蛭子さんにはお子様もおられるそうですが、迷惑をおかけになりたくないということで、
家族信託を選択されたようです。
弊法人のご相談でも、「独立している子には迷惑をかけたくない」と仰る親世代の方は多いです。

自分の人生を、人に迷惑をかけずに生ききるために、
家族信託はとても有効な手段です。

気になる方は、お気軽にお問合せ下さい。

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