◆日本中の人々が、相続に関する適切なアドバイスを求めている!◆~相続対策~
こんにちは。
司法書士 行政書士 山口里美です。
引き続き、年末年始の帰省時のことにつきお話しします。
昨日は、「親の体のこと」についても注意が必要だとお伝えしました。
もうひとつ、親と話をしておきたいことに「お金のこと」があります。
普段、電話で尋ねるにはあまりにも唐突で、
かといって、それを理由に帰省するには、子世代も大変すぎて・・・。
ということで、年末年始の帰省時にこれらの話をするのが最も自然だと考えられます。
■収支状況の確認
親の通帳を直接見る機会はなかなかないので、
「年金だけで生活できているの?」のように確認してみます。
公的年金がどれくらいの収入になっているかあまり細かく聞くと拒絶にあいますので、
おおむねどのくらいかは知っておきたいところです。
一般的に、手持ち資産を取り崩せば足りる程度なら、特に問題ではありません。
■保険の状況
保険や共済などに加入しているか、どのくらいの保障があるのか、
あるいは保険証券はどこにしまってあるのかは、とても大切なこと。
親の健康状況の話題につなげて聞いてみるのが良いでしょう。
重要書類の「住所(保管場所)」は、これを機会に決めてしまうことをお勧めします。
入院時や痴ほう症状となった時に、証券がすぐさま必要となるからです。
内容についても、今どのような保障が受けられる保険に加入しているのか確認することが大切です。
■健康の状況
健康状態を確認することは、親の人生を考える上で、最も大切です。
高齢になると何かしら持病をお持ちですから、その進行状況などを話題にしてみます。
健康が悪化し治療を要するようになると、健康はお金の問題に変わり始めます。
介護保険や医療保険を活用することが前提ですが、
病院が近くにないため通院の交通費がかかるとか、リフォームが必要であるというような話題も
経済的問題につながります。
■財産の状況
財産の状況や借金の所在(とその額)については最も聞き出しにくい項目です。
私自身、父が突然亡くなった際に最も苦労したのは「これを知らない点」でした。
とても聞きにくい話ではあるけれど、確認すると安心な財産の話。
「およそいくkらの財産があるかを知っておく(1000万円もないなど)」
「借金があるか、ないかを知っておく」
「借金がある場合は、返済状況をしっかり確認する」」
という手順で進みます。
借金については先に夫が亡くなり、
知らずにいた配偶者や子が背負うようなことになると大変なので、
保証人となっているかどうかも含めて、きっちり確認しておきたいところです。
ただ、様々な話を聴いて「親世代も子世代も安心する」というのが大きな成果ですから、
親子関係を悪化させるような質問の仕方は避けなければなりません。
★揉めないための「大人世代の法律知識」をこれからも皆様に御伝えしてまいります!
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