◆お盆の時期こそ、「この家は将来どうする」と家族で話をするチャンス◆～相続手続き～

2014年8月10日

テーマ：相続手続き

コラムカテゴリ：法律関連

コラムキーワード：相続手続き

こんにちは。
司法書士　行政書士　山口里美です。

台風の影響で、大変な週末になりましたね。

平成２３年の相続財産のうち、
何と５１パーセントが不動産だというデータがあります。

実は、相続のにおける遺産分割協議について、
この不動産が問題をこじらせてしまう原因となることが多いのです。

キャッシュであるならば分けることは簡単ですが、
不動産は「分けにくい」ということです。

不動産を遺産分割で取得するときには、
お金で不平等部分を調整する代償金が生じますが、その負担ができない場合もあります。
更に、納税資金の問題ということにつながります。

相続において、唯一残された財産が、
被相続人のご自宅であり、その場所に相続人が誰も住まう予定がないがない場合。。
遺産分割の代償金と納税資金という２重の問題に悩まされるということが出てきます。

丁度お盆の帰省時期。
ご家族がお元気であるうちに、「将来この家をどうする？」と
会話に出される必要があると思います。

★親と子世代が、まずは顔を見合わせて話し合うことから始められるように。
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