スマートフォンのSEO対策 MFI(モバイルファーストインデックス)Google検索エンジン

現在のWEBサイト運営ではスマートフォンのSEO対策が必須です。
2020年3月、インターネットでのサイト閲覧の70%以上がスマートフォンからのアクセスであることがGoogleより発表されています。
そこで重要になってくるのはMFI(モバイルファーストインデックス)です。

今回はMFIへの移行について、メリットデメリット含めて説明いたします。

MFI モバイルファーストインデックスとは

運営しているサイトに来ているクローラー（検索エンジンの巡回ロボット）がPC用なのか、スマートフォン用なのか確認しましょう。
MFI に移行がすんでいればスマートフォン用に設定されており、スマホのページがインデックスされているはずです。

2021年3月には強制的に　Googleの方で移行するとアナウンスがされていますので、事前に注意し、移行準備を整えておきましょう。
整っていない際は、検索順位の下落などを引き起こす可能性があります。

MFI の確認方法

Google Search Console グーグルサーチコンソール でMFI を確認できます。



Google Search Console にアクセス しチェックしたいサイトのプロパティを開きます。
① 左メニューの「ガバレッジ」クリック →
② 画面右上、メインクローラが「スマートフォン」になっているのを確認する

　＊移行していない際は、メインクローラーが「PC」と表示されます

MFI 移行時にするチェックポイント

○ コンテンツ
PC版とモバイル版でコンテンツが一致しているか、モバイル版で内容を割愛していないか
モバイル版で明快でわかりやすいタイトルが設定されているか

○ title、 meta discriptionタグ
PC版とモバイル版で、titleと meta discriptionタグは同じものが設定されているか

○ URL
PC版とモバイル版の2つのサイトを異なるURLで運営している場合、その繋がりがクローラーに正しく伝わっているか

○ 構造化データ
モバイル版にPC版にある構造化データが含まれているか

○ 画像
モバイル版ページにない画像がないか
モバイル版ページの重要な画像がrobots.txtでブロックされていないか
モバイル版ページの画質は良いか
PC版とモバイル版で同じ画像URLを使用しているか

○ 動画
動画URLが固定されているか
サポートされた動画形式が使用されているか
PC版と同じ構造化データが使用されているか
モバイル版で見やすいレイアウトになっているか

○ レンダリング
クローラーがモバイル版コンテンツとリソースにアクセスしてレンダリングできるか

MFIへの移行

MFI(モバイルファーストインデックス)の重要性が理解できましたら、SEO対策の基盤が整いました。
ここから、スマートフォンに対応したWordPressサイトや、各サイトに合わせた目的別の　SEO対策を行っていきます。


◉次回は「SNSマーケティングで行う集客方法 効果を出すには SEO対策」です。


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