[会計・ファイナンス・IRの英語]英文メールを書く力が会話力よりも大事な理由

小林真美

小林真美

テーマ:ビジネス英文メール

英語でビジネスをするビジネスパーソンにとって、文法間違えのない、わかりやすい英文を書く力は必須です。

業種や職種によって、会話力やリスニング力、リーティング力の比重は変わりますが、ライティング力が不要な仕事はありません。

改めて、なぜライティング力が重要なのかを解説します。

書きものの基礎的な間違えは、信頼にひびく

日本人同士の日本語での会話で、双方が完璧に正しい文法・構文で話しているかというと、そうでもありません。

英語でも同じです。 対面で会話していると、多少の文法間違えは許容範囲です。 

相手が疑問に思った大事なことは、その場で確認の質問を受けるでしょう。例えば、以下のような時制の確認です。

「それはもう終わったこと?それともこれからやろうとしていること?」

私たち日本人にとって、英語での会話の中で時制を正しく表現するのはとても難しく、ついつい間違えてしまいがちです。それでも、大事なことであれば、相手が確認してくれるので、修正の機会があります。

一方、書きもので文法間違えをしてしまうと、文章全体が稚拙な印象を与えてしまいます。

最悪の場合、「この人、信頼して大丈夫?」となってしまいます。

時制の間違えも、大きな誤解の原因になりかねません。

会話では多少の間違えは許容範囲でも、メール(書きもの)は、正しい英文にする努力が欠かせないのです。

面談・会議はすべてメール(書きもの)でフォロー

対面やZOOMでの商談や会議は、事前にアジェンダ、事後に議事録(正式なものでなくも何らかのフォローアップメモ)があるものです。

この作業を自らおこなう姿勢が大事です。

英語ネイティブに主導をとられると(もちろん、立場的にそうなってしまう場合もあると思いますが)、理解できないもやもやが残ってしまう可能性が高まります。

  • 英語の聴き取りに自信がないので、今日は何を話すのか、アジェンダを自ら事前に共有する。
  • 会議の後は、(自分の理解が正しいかの確認を兼ねて)自分の書いたミーティングノートを共有する。


そういった姿勢です

この一連の作業、正しくわかりやすい英文を書く力が必要です。

会議での発言は少なくても、事前&事後のメールを駆使して、存在感を出すイメージですね。

正しい英文を、タイムリーの書ける力は必須です。

わかりやすい英文メールを書く力をつけてください。
そのスキルは、グローバルなビジネスで活躍する、あなたの武器に必ずなります。

ビジネス英文メールでお悩みの方、お気軽にBiz英語塾へご相談ください。

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小林真美
専門家

小林真美(英会話講師)

Biz英語塾

財務・経理・IR担当者を中心にビジネス英語全般を指導。著書3冊『出世する人の英語』、『だれとでも会話がとぎれない!1分間ぺらぺら英会話』、『リーダーのためのビジネス英語フレーズブック』も大好評。

小林真美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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