会計・ファイナンス担当者のためのビジネス英語勉強法【何から始める?明日からの学習が楽になる最初の一歩】
会計やファイナンス担当の人は、地道にコツコツ学ぶ人が多いです。
仕事の期日は守る、約束した仕事は必ずやる・・・という堅実タイプ。
英語にしても、着実に学び、文法的には正しい丁寧な英文を書いたり、話す英文も間違ってない人が多いです。
しかしながら、まじめにやってるのに外国人上司や同僚からの評価が上がらない人が多いのも悲しい事実。
まじめに頑張ってるのになぜ?? と思う人、ぜひこの記事を参考に、日ごろの言動を見直してみてください。
数字やファクトを並べるだけの業績報告になっていないか?
会計やファイナンスの仕事で一番大事なことは、決算報告や予算管理をきっちりするこではありません。
これらは、必要最低限、やらなければならないことです。
価値があるのは、数字から見える自社の改善点や戦略課題、ビジネスチャンスなどをわかりやすい言葉でマネイジメントに報告する力。
経営陣が正しい経営判断を一早くできる材料を、数字の根拠をもって提示することです。
これを英語でできると、評価はうなぎのぼりです。
問題や課題を報告する時、対応策を準備しないで話してないか?
長年外国人と働いてきて、叩き込まれたのが、どんな時でも前向き姿勢であること。
常に先を見すえて、自分なりの提案を準備することが必須です。
それが正しいとか、最終的に認められるかなどは関係なく、とにかく意見を言えるようになっておくことが重要です。
日本の商習慣や、日本人部下の仕事や気持ちががわかっていない、外国人上司が引き起こした問題であっても、”自分で尻ぬぐいしたら~”的な姿勢を言動に出すのはNG。
先ずは、冷静に改善策を提案しましょう。
落とし前つけてもらうのは、別の機会。チャンスを待ちましょう。
メールや会話をする時、大事じゃないことを最初に言ってないか?
英語圏の人は、一番大事なことや結論を最初に言います。
最初に話すことが一番大切だと思って、こちらの話を聞いたり、メールを読みます。
良かれと思って、背景説明や、別の話を先にもってくると、相手は勘違いします。
いろいろ余計な情報を提供して、(不本意ながら)相手を混乱させていながら、
"That's not my point. " 「それは私が言いたいことではありません。」なんて、言ってしまうと、反感をかいます。
大事なことは一番最初に。
ノンネイティブの私たちのビジネス英語が伝わるための、最も大切な秘訣です。