佐藤綾子プロのご紹介
対話を通して思いを分かち合うことで、未来の自分を描きながら、組織としての一体感を生み出す(2/3)
会社の未来を描き、実現へと動かす組織活性化研修
組織活性化研修でも同様に“対話”を重視します。「経営理念や会社の素晴らしい点、課題について、上司も部下も関係なく、ざっくばらんに話し合うことを大切にしています。対話を通して、忘れかけていた会社への熱い思いや、実現したいことを再認識。自分たちの強みを持ち寄り、『こんな会社にしていきたい』と思いを紡ぎ合う時間は、とてもイノベーティブです」
特に、上司と部下が仕事観や人生観を語り合い、普段は見せない仕事への思いを知ることは、お互いを尊重する信頼関係構築のいい機会に。「『この仲間となら、会社の未来を描ける』という思いが推進力となって、その場で新しいプロジェクト生まれることもあります」
参加者が熱い思いで、会社の未来を語り合う姿に、佐藤さんも感動して涙ぐんでしまうこともあるそうです。
ワークショップは、自分の思いを言語化するのが苦手な人もいるため、レゴブロックやカードを使ったり、絵を描いたりと、さまざまなスタイルで実施。対話を盛り上げ、仲間同士の連帯を深める効果もあります。また、参加者同士の協働体験を重視するので、ゲームやアクティビティ、即興演劇などを盛り込むときもあります。
「参加された方々が別れを惜しんで、研修が終わってもなかなか解散にならないという光景もしばしば目にします。日常業務の中でモチベーションは薄れてしまいがちですが、夢の実現のために、研修を受けた仲間との結束を忘れないで、と伝えています」
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