7回連続連載第4回 「いい子」で育った人ほど恋愛で苦しみやすい理由

朝日奈花

朝日奈花

テーマ:恋愛がうまくいかない本当理由~インナーチャイルド~

マイベストプロ7回連続連載 第4回

「いい子」で育った人ほど恋愛で苦しみやすい理由


はじめに


「私は昔から親に心配をかけない子でした」「先生に褒められるように頑張っていました」。

恋愛カウンセリングでは、このようなお話を伺うことが少なくありません。

『いい子』で育ったこと自体は決して悪いことではありません。
しかし、大人になって恋愛で苦しむ方の中には、「自分より相手を優先すること」が当たり前になり、自分の本音が分からなくなっている方が多くいらっしゃいます。

私はこれを性格ではなく、幼少期から身についた『心のプログラム』としてお伝えしています。

「いい子」とは何か


ここでいう『いい子』とは、素直で優しい子という意味ではありません。

・親の期待を裏切らないように頑張る
・怒られないように空気を読む
・本当は悲しくても「大丈夫」と笑う
・迷惑をかけないように我慢する


このような経験が積み重なると、「自分の気持ちより相手を優先することが正しい」という心のプログラムが作られていきます。

恋愛になると苦しくなる理由


恋愛では「愛されたい」「嫌われたくない」という気持ちが強く動きます。

そのため、子どもの頃に身についた心のプログラムが活性化し、

『本音を言ったら嫌われる』
『我慢しないと愛されない』
『もっと頑張らなければ』


という考えが無意識に働きます。

その結果、自分の希望を伝えられず、相手中心の恋愛になってしまうのです。

実際によくあるご相談


「本当は寂しいのに、大丈夫と言ってしまう」
「会いたいと言えない」
「彼から連絡がないと、自分が悪かったのではないかと考えてしまう」

こうしたご相談は非常に多くあります。
決してその方が弱いからではありません。
長年身につけてきた心のプログラムが自然に反応しているだけなのです。

『我慢=愛情』ではない


多くの『いい子』タイプの方は、我慢することが愛情だと思っています。

しかし、健全な恋愛とは、お互いが安心して本音を伝えられる関係です。

自分を犠牲にし続ける恋愛は、やがて心が疲れ、相手との距離も生みやすくなります。

心のプログラムは変えられる
一番お伝えしたいのは、「今からでも変われる」ということです。

心のプログラムは、生まれつきの性格ではありません。
幼少期の経験から身についた反応だからこそ、新しい考え方や行動を積み重ねることで少しずつ書き換えていくことができます。

自分の本音に気づき、自分を大切にする選択を増やしていくことが、恋愛だけでなく人生全体を変える第一歩になります。

まとめ


『いい子』だったことが悪いのではありません。
これまで頑張ってきた自分を認めながら、「我慢しなくても愛されていい」という新しい心のプログラムを育てていくことが大切です。
次回は、『恋愛テクニックでは変われない。本当に必要なのは心の土台を整えること』についてお話しします。

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朝日奈花
専門家

朝日奈花(カウンセラー)

一般社団法人 SelfLove Academy

心理療法「認知行動療法」を用いて悩みやすい思考癖を修正、潜在意識を書き換え、自分を愛せるよう導きます。自己理解を深める性格診断エゴグラムを実施し、対人関係の課題解決、コミュニケーション力を養成します。

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