激変する時代を生きるために身のまわりを見直す
残念なことですが、今年は特に大きな災害が起きています。
そのため、防災に対する意識も高くなってきているように思います。
その際にまず最初にすることはなんでしょう。
防災用品や非常食の
「購入」
をしているのではありませんか。
もちろん、災害時にはいろいろなものが不足するのでそういった物を備蓄することは重要です。
ただ、災害時に一番大切なのは快適な暮らしを守ることではなく、まず
「命を守ること」
なのではないでしょうか。
命を守る大人片づけ
大人片づけの講座では防災片づけという項目があります。
防災のための片づけで一番重要なことは
「避難経路の確保」
家の中で災害にあったらどう逃げるか。
それぞれの暮らしによって変わってきます。
小さいお子さんがいるご家庭
お年寄りのご夫婦
年配のお一人暮らしの方
自分一人なら大丈夫でも、家族とともに避難しなければならない場合を想定してシュミレーションすることが重要です。
シュミレーションすると、家の中の避難経路に物があるとか、ドアをふさいでいるといったことがわかってきます。そういった場所を無くすことがまず防災の第一歩となります。
単に目で見ただけで大丈夫と判断しないことが大切です。
必ず動いてみること。
真っ暗でも大丈夫なのか。
数年前、私の住んでいるところが明け方、急に停電したことがありました。
私たちは思っているより多くの電気の明かりに囲まれて生活しています。
街灯も待機電気のシグナルもデジタル時計もつかない真っ暗な中での移動は思ったより大変です。
すぐに夜が明けて動けるようになりましたが、思わずパニックになりそうでした。
避難経路、特に寝ているところからの避難を想定して「片づけ」をすることをお勧めします。
生活スペースをダウンサイジングして災害と老後に備える
若い方や子育て中の方は人が増える時期なので、生活をダウンサイジングする必要はありせん。
子どもが独立したご夫婦や、リタイヤ生活を送られている方は防災のために生活をダウンサイジングしてみませんか。
広げたものを小さくしていくのはなかなかできないものです。
まして、お子さんが独立したりすると場所もゆとりがあるのであえて生活をダウンサイジングする必要を感じないものです。
しかし家から人が減る時期は自分の体力も衰える時期になっています。
そのうちに片づけようと思っていると体力の衰えが先に来て、片づけられないまま高齢になってしまうことが多いのです。
「防災のため」
と割り切って、すこし早めに暮らしを縮小していくと災害だけでなく老後の備えになります。
そして、これはなかなか片づけに踏み切れないご両親への説得にも役立ちます。
実際にはそれぞれのご都合もお困りもおありですので、直接片づけにも伺っています。
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