食器は使われてこそ価値があるー片づけて有効利用する
ご存じの方も多いことですが、ご高齢の方の持ち物は大部分の方が物を処分されないので、年齢に比例して増えていっています。
ほんとうにほんとうにたくさんの荷物があります。
それに反比例してどんどん体力は衰えて片づけができなくなっているのが現状です。
こうした傾向はよく言われていることなので改めていうまでもありません。
今回、ご紹介したいことはご高齢の方はたくさんの荷物に加えて
中途半端に使えないものを買われる傾向についてです。
例えば通販などでの
限定品!9800円!19800円!
2個セット、送料無料…
などという言葉にとても弱いです。
その結果、あまり使い勝手のよくないものや、おまけで余分なものまで増えてしまったりすることがあります。
何台もある掃除機
これはあるお客様宅にあった掃除機です。
業務用でとてもパワーがあるのでその目的では優れたものなのですが、高齢のお客様には重くて使いこなすことができず、買ったままになっていました。
掃除機がないというお気持ちからか、吸引力の弱いハンディタイプ、スティックタイプもお買い求めになっっていました。
挙句、使い方がわからなくなり、荷物も増えていることもあって、長らく掃除機を使用されていない状況になっていました。
使われていたのは「コロコロ」という粘着シートのみ。
こういう場合は、きちんと掃除機がかけられるように片づけをします。
本当に必要なものを買うために
実は、家を片づけることによって、自分の持っているものの見直しができます。
そうすると本当に生活に必要なものが見えてきます。
ご高齢の方こそ、「先がもうないから」と言わずに、先が見えているからこそ、使いやすいしっかりとした買い物が必要です。
一度持ち物を整理して見直されると必要なものが見えてきます。
なにかを買われる前にまず、
「片づけ」をおすすめします。