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コラム
遺されて処分するのに手間がかかるものの片づけ
2017年10月4日 公開 / 2017年11月12日更新
コイン、記念硬貨の処分法
高齢者のお宅にあるもので処分しにくいものというと小銭があげられます。
記念コインなどですと買い取りショップなどでも換金できますが、汚れていたり保存状態が悪いとせっかくコレクションされていても値段がつきにくいことがあります。
また珍しいと思ってとってある、旧100円硬貨や100円札、500円札など。
まだまだ流通しているのでこれもたいした金額にならないものです。
それに加えて、今の80才以上の方はおおむね定年後に豊かな時代を送られているので、海外旅行をされている方が多くおられます。そんな方が亡くなったときには大量の外国のコインが遺されていたりします。
処分の方法として
1 .日本のお金なら銀行の窓口でとりあえず入金(ATMでは入金できません)
2 .買い取りショップで少しでも高額になるようにする
3. 海外通貨も混じって分けるのも面倒ならユニセフに寄付
というように処分するのにどこかに出向かないといけないので、遺されるより元気なうちに処分されることをおすすめします。
記念切手の処分
戦後生まれの方々は切手少年だった方が多いのではないでしょうか。
「見返り美人」
「雁に月」・・・などなど。
苦労して手に入れられた方や高くて買えなかった方は切手コレクションを遺されることが多いものです。
息子の物だったのとそのまま親の家に置いておかれていることもよくあります。
切手は現在コレクションされる方が減っていることや、流通がだぶついていることなどで昔のような値段が付かないでいます。
お金と同じですので元値割れすることはありませんが、もともと一枚30円だの50円だのの世界です。
塵も積もれば、といった気持でお金に替えられるとちょっと得をした気分になれます。
こちらも換金に手間がかかりますので、親に遺される前にコレクションされた方が早めに親の家に取りに行かれて、ご自分で処分されることをお勧めします。
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