連休太りから最速で戻す方法——自然に続く“自分に合った戻し方”
健康診断の結果や体重計の数字を見て、「痩せなければ」と頭では分かっている。それなのに、深夜の食事やストレス食いがやめられない。
そんな時、多くの人は「自分はなんて意志が弱いんだろう」と責めてしまいます。
しかし、最新の心理学や脳科学の研究を見ると、それは必ずしもあなたの「意志の弱さ」のせいではないことが分かってきています。
今回は、意志の力に頼らずに食欲と付き合うためのヒントを、研究データを交えてご紹介します。
「食べたい」の正体は、お腹の減りだけではない
食欲に関する研究で分かっている興味深い事実があります。
それは、私たちが感じる強烈な「食べたい衝動」は、純粋な空腹感から来るものよりも、感情や状況(ストレスや、目の前の美味しそうな見た目)によって脳が反応して起きていることが多い、という点です。
そして、この衝動が起きた時、行動を分けるのは「我慢強さ」ではありません。「その衝動をどう捉えたか」という、脳の瞬時の判断(認知)の差なのです。
「食べたい」の正体は、お腹の減りだけではない
「我慢」よりも「捉え方」を変える
ある実験では、食欲が湧いた時に、ただ我慢するのではなく、以下のような「ちょっとした捉え方の工夫」をしたグループの結果が報告されています。
- 「今感じている食欲は、一時的な波のようなものだ(過ぎ去れば消える)」と客観的に見る
- 「これを食べたら美味しいけれど、その後の自分はどうなるか?」と未来に目を向ける
こうした工夫をした人たちは、無理に抑え込もうとしなくても、自然と高カロリーな食品を選ばなくなり、健康的な食事を選ぶ確率が上がりました。
つまり、「分かっているのに食べてしまう」のは、あなたの性格のせいではなく、脳の「認知(捉え方)」と「行動」の連携が少しズレているだけと言えるのです。
意志と戦わないダイエットへ
意志と戦わないダイエットへ
この研究結果は、「我慢すること」よりも、「脳の反応パターンを整えること」の方が、結果的に無理なく行動を変えられることを示唆しています。
実は、私が主宰するコーチングでも、この視点を非常に重要視しています。単に「食べるな」と禁止するのではなく、脳科学的なアプローチでこの「認知のズレ」を修正していくからこそ、意志の力に頼りすぎずにリバウンドを防ぐことができるのです。
もし、「自分は意志が弱い」と悩んでいる方がいれば、一度その自分責めをやめて、「脳の仕組み」に目を向けてみてはいかがでしょうか。
参考資料
. Cognitive regulation of food craving and choice
. Food craving regulation through cognitive reappraisal
. Self-regulation of eating behavior: A review



