ダイエットが続かない」のは意思の弱さ?―習慣化で変わった40代女性の事例

川瀬由理

川瀬由理

テーマ:ダイエット 健康 リバウンド 習慣 成功

ダイエットが続かないのは意志のせい?

「今度こそ痩せる!」と決意しても、気づけば三日坊主で終わってしまう――そんな経験はありませんか?
糖質制限、置き換えダイエット、アプリを使った運動…。最初は頑張れるのに続かず、結局リバウンドしてしまう。
そのたびに「私は意思が弱い」と自分を責め、ダイエットがストレスになってしまう人は少なくありません。
実は、ダイエットが続かない理由は意思の弱さではなく、「習慣化の仕組み」にあるのです。

クライアントの悩み

Yさん(40代・女性/美容業)は、これまで数えきれないほどのダイエットに挑戦してきました。糖質制限、置き換えダイエット…。
どれも最初はモチベーションが高くても、数週間で続かなくなり、結果はリバウンドの繰り返し。
「私は意思が弱いから続けられない」と思い込み、ダイエット自体がストレスになっていました。

特に仕事が忙しい時期は不規則な生活になり、夜11時を過ぎるとコンビニでチョコやスナックを買ってしまうことも。
翌朝には「またやってしまった」と後悔し、鏡を見るのも嫌になる日が増えていました。
「結局、私は一生痩せられないのでは」と諦めかけていたのです。

解決のプロセス

セッションでは、「私って意思が弱いんですよね」とYさんが少し笑いながら話してくれました。
その言葉には、半分諦めの気持ちもにじんでいました。

そこで、丁寧に話を聞きながら、日々の行動の背景を一緒に整理していきました。
自分では気づいていなかった“続かない原因”が少しずつ明らかになっていくと、Yさんの表情がふっと柔らぐ瞬間がありました。
それは「我慢」でも「正解」を押し付けられたのでもなく、自分の内側から自然に生まれた気づきでした。

「続けることは、完璧でなくてもいい」――そう思えるようになったことで、Yさんは小さな習慣を日常に組み込めるようになりました。
意思の力で耐えるのではなく、生活の一部に自然と溶け込む習慣。
それが積み重なり、ダイエットが「頑張るもの」ではなく「当たり前のこと」へと変化していったのです。

結果・変化

Yさんは食事制限なしで3ヶ月で体重−3kgを達成。
以前は夜になるとお菓子に手が伸びていましたが、自然と食べる量が減り、「気づけば減っていた」という感覚だったそうです。

さらに「完璧さ」を手放せたことで、ストレスが減り、笑顔も増えました。
体型が整っただけではなく、仕事にも集中できるようになり、「毎日が楽になった」と実感されています。

無意識の思考が変わると、習慣が変わり、ダイエットは我慢や努力で頑張るものではなくなるのです。

まとめ

ダイエットが続かないのは、あなたの意思が弱いからではありません。
習慣のつくり方を変えるだけで、自然と結果はついてきます。
もし「続けられない」と悩んでいるなら――習慣化の視点からダイエットを考えてみませんか?

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川瀬由理
専門家

川瀬由理(メンタルコーチ)

Aile coaching salon

脳科学や心理学に基づき、太る習慣や思考パターンを根本から改善。思考のOSを書き換えパフォーマンスで人生のベクトルを上げていく。

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