「ケアレスミスが多い」という指摘で、学力は本当に伸びるのか
叱られる子、馬鹿にされる子の本当の姿
「どうせ分からないし」
「やっても無理だから」
そう言いながら、平気そうに振る舞う子がいます。
笑ってごまかす子もいれば、ふざけて場を流す子もいます。
反抗的な態度をとる子もいます。
一見すると、やる気がないように見えるかもしれません。
しかし長く子どもたちを見ていると、別の姿が見えてきます。
勉強が苦手な子ほど、“演技”がうまいのです。
本当に分からないのは、問題ではない
勉強でつまずく子どもたちは、同じ経験を何度もしています。
黒板を見ても理解できない。
説明を聞いても途中で思考が止まる。
周りの生徒だけが次々と問題を解き終えていく。
そして勇気を出して「分からない」と言ったとき、返ってくる言葉はこうです。
「ちゃんと聞いていないからでしょう」
「努力が足りないのではないか」
この経験が繰り返されると、子どもはあることを学びます。
正直に困っていると言うと、傷つくことがある。
そう感じるようになるのです。
“分からない子”を隠す演技
勉強が苦手な子の行動には、共通したパターンがあります。
・ふざける
・反抗する
・無関心を装う
・「どうせ無理」と先に言う
これは怠けではありません。
自己防衛です。
できない自分を見られるくらいなら、最初から「やる気がない」という立場を取った方が傷つかないからです。
「やらなかったからできなかった」
この逃げ道を残しておくことで、心を守っているのです。
馬鹿にされる子ほど、空気を読む
勉強で劣等感を抱えた子どもは、驚くほど周囲を観察しています。
友達の視線
先生の表情
親の反応
そのすべてを敏感に感じ取っています。
だからこそ、「気にしていないふり」をするのです。
強がりは本音ではありません。
それもまた一つの演技です。
叱るほど、演技は磨かれる
叱れば一時的には行動が変わります。
しかしそれは理解ではなく、恐怖による反応であることが多いのです。
叱られ続けた子どもは、次の二つの反応を示します。
① 萎縮する
② 開き直る
どちらも演技の形です。
そして本音は、さらに奥へと隠れていきます。
わかったふりもまた、演技
もう一つ見落とされやすいのが、「わかったふり」をする子です。
うなずき方も自然です。
ノートもきれいに取っています。
質問もしません。
大人は「理解している」と判断します。
しかしテストになると点が取れません。
分からないと言うこと自体が怖いため、その場をやり過ごしてしまうのです。
この静かな演技が、理解を最も止めてしまいます。
本当は、できるようになりたい
どの子も、できるようになりたいと思っています。
・友達に負けたくない
・親に認められたい
・先生に褒められたい
でもその気持ちが強いほど、
失敗が怖くなる。
だから先に逃げる。
「やらなかったからできなかった」
この言い訳を残しておく方が、心は安全だからです。
子供が演技をやめられる場所
子どもが本気を出すのは、
叱られない場所
馬鹿にされない場所
できなかった理由を一緒に探してくれる場所
です。
「なんでできないの?」ではなく、
「ダメそう?」と聞かれた瞬間、演技は少しずつ崩れます。
多くの場合、苦手なのは勉強そのものではありません。
苦手なのは、“できない自分と向き合うこと”。
そこを守らなければ、どんなテクニックも意味がありません。
勉強が苦手な子は、馬鹿ではありません。
むしろ、とても賢い。
傷つかない方法を、自分で編み出しているのですから。
でも本当は、演技なんてしたくない。
叱られて固まる子も、馬鹿にされて笑う子も、まだ伸びる。問題は能力ではありません。
安心なのです。
葛西のステップアップ塾BesQ
葛西のステップアップ塾BesQでは、まず「安心して学べる環境」を整えることを大切にしています。
・わかったふりをさせない授業
・できるまでやる学習
・質問できる空気
勉強が苦手なお子さまほど、大きく変わります。
もし
・「わかっているはずなのに点が取れない」
・「家では勉強しない」
・「わかったふりをしている気がする」
そんなお悩みがありましたら、
学習相談も行っています。
学習相談は公式ラインから



