“できない”の裏側にある声を、聴ける大人でありたい― BesQ・代表仁田楓翔のコラム ―
個別指導で本当に大切なのは「脳の負荷」を合わせること
「勉強時間は増えているのに、成績が伸びない」
「家では頑張っているのに、結果が出ない」
葛西で塾を運営していると、他塾に通われている保護者の方や、これまでさまざまな学習法を試してきたご家庭からこのような相談を受けることがよくあります。
努力はしている。
やる気がないわけでもない。
それでも伸びない
その原因は、意外とシンプルです。
その子の脳に合わない負荷で勉強している。
ただそれだけなのです。
勉強は「内容」と同じくらい「負荷」が重要
人の脳はとても正直です。
簡単すぎれば、成長しない
難しすぎれば、思考が止まる
これは学習心理学でも、現場感覚でも一致しています。
筋トレに例えるなら、いきなり重すぎる重りを持たせればケガをするし、軽すぎれば筋肉はつきません。
勉強も同じで、負荷が合っていない学習は、時間をかけても成果につながらないのです。
大手塾で見てきた「負荷が合わない指導」
私はこれまで、大手塾の指導現場も経験してきました。
だからこそ分かることがあります。
大手塾の多くは、
教材
進度
カリキュラム
が最初から決まっています。
そのため、どうしても「今日はここをやる日だから」という指導になりやすい。
結果として、
加法・減法が不安定なまま連立方程式
一次関数が理解できていないのに応用問題
基礎が曖昧なまま発展内容へ
といったケースが、現場では珍しくありません。
極端に言えば、園児に大学受験の問題を解かせるようなものです。
「できない」は能力ではなく、負荷設定のミス
こうした状況で、子どもはこう感じます。
「自分は勉強ができない」
「どうせやっても無理だ」
しかし実際には、能力の問題であることはほとんどありませ
ん。
理解が追いつかない量
思考の段階を飛ばした内容
を与えられているだけ。
これは生徒の問題ではなく、指導側の負荷設定の問題です。
個別指導の本当の価値は「横にいること」ではない
個別指導の強みは、単に先生が隣にいることではありません。
本当に重要なのは、
今どこでつまずいているのか
何なら一人でできるのか
どこまで負荷を上げられるのか
これを一人ひとり見極め、毎回、負荷を調整できることです。
「少しだけ難しい」
「でも、できそう」
この状態を作ることで、脳は自然に働き始めます。
葛西で塾をやっていて確信していること
葛西で多くの生徒を見てきて、一つだけはっきりしていることがあります。
正しい負荷をかければ、子どもは驚くほど伸びる。
逆に言えば
負荷を間違えれば、
どれだけ勉強しても「無駄な時間」になってしまう。
勉強量の問題ではありません。
やる気の問題でもありません。
負荷が合っているかどうか。それが、結果を分けます。
「もっとやらせる」より「負荷を合わせる」
「量を増やしましょう」
「もっと頑張りましょう」
この言葉が必要な場面もあります。
しかし、多くの場合は逆です。
今必要なのは、「その子の脳に合った負荷かどうか」を大人が冷静に見極めること。
それができたとき、勉強は初めて「意味のある時間」になります。
もし今、「この勉強、本当にこの子に合っているのだろうか」
と感じているなら。
一度、内容ではなく負荷のかかり方を見直してみてください。
それだけで、子どもの表情も、取り組み方も、確実に変わります。
葛西の塾ならステップアップ塾BesQ



