“できない”の裏側にある声を、聴ける大人でありたい― BesQ・代表仁田楓翔のコラム ―
ステップアップ塾Besq 仁田 楓翔
「勉強しているのに、なかなか覚えられない」
「テスト前に詰め込んでもすぐに忘れてしまう」
葛西エリアの保護者の方から、こうしたご相談をよくいただきます。
実はこれ、“努力が足りない”わけではありません。
脳の仕組みに合わないやり方をしているだけなのです。
勉強は根性論ではなく、脳のメカニズムを理解すれば確実に効率が上がる行動科学。
今回は、脳科学的に正しい勉強法についてお話しします。
記憶は「繰り返す間隔」で決まる
人間の記憶は、短期記憶(数分〜数時間)から長期記憶(数日〜数年)へと整理されていきます。
この転送を行うのが、脳の「海馬」という部位です。
海馬は同じ情報を“適度な間隔”で思い出すことで、「これは重要だ」と判断し、長期記憶に保存します。
つまり、テスト前の一夜漬けは最も非効率。
脳は「繰り返す間隔」を重ねることで記憶を強化するため、短時間×高頻度の復習が圧倒的に効果的なのです。
勉強の質を左右する「前頭前野」の働き
「集中できない」「途中で飽きてしまう」――その原因は、意志の弱さではなく前頭前野の限界です。
この部位は集中・判断・感情コントロールを司りますが、約20分で疲労します。
したがって、長時間だらだら続けるよりも、20〜30分集中→5分休憩→再集中というサイクルが理想。
Besqでは、ノルマを明確に設定することで、前頭前野が「今やるべきこと」を明確に認識できる仕組みを採用しています。
「できた!」がドーパミンを生む
やる気の正体は“性格”ではなく、脳内の報酬物質ドーパミンです。
達成や成功を感じた瞬間に分泌され、「もう一度やりたい」という意欲が生まれます。
つまり、やる気は待つものではなく、小さな成功体験を積み重ねることで作るもの。
Besqの「ノルマ達成型個別指導」は、まさにこのドーパミン理論に基づいています。
「できた!」という瞬間を毎回生み出し、やる気のループを脳に定着させることで、勉強の習慣化を促します。
脳は怠け者ではなく、「正しい方法を知れば最も効率的に働く臓器」です。
無理に長時間やるよりも、「短く集中して、繰り返す」「できた!を積み重ねる」ことが成果を最大化します。
ステップアップ塾Besqでは、脳科学に基づいた学習設計と、自己肯定感を育てる声かけで、
子どもたちが“自分で伸びる脳”を育てるお手伝いをしています。
葛西で「根性ではなく科学で伸ばす」学びを体験したい方は、ぜひ一度無料体験へお越しください。
葛西の個別塾ならステップアップ!



