“できない”の裏側にある声を、聴ける大人でありたい― BesQ・代表仁田楓翔のコラム ―
学校でも家庭でも、子どもの“読書離れ”が課題となっています。
スマホや動画に触れる時間が増える中で、
「本を読む力=考える力」
を育てる機会は、確実に減っています。
そんな中、地域や教育現場で「貸出図書」や「読書体験の再設計」に取り組む動きが広がっています。
本の力を取り戻す教育
本を読むことは、単なる知識の獲得ではありません。
子どもたちは本の中で「他人の心を想像する力」や「自分の考えを整理する力」を学びます。
特に低学年のうちは、絵本や科学の図鑑など、“興味から学びに変わる”きっかけづくりが大切です。
BesQグループの取り組み紹介
私たちが運営するステップアップ塾BesQでは、学力向上だけでなく「心の成長」を重視した指導を行っています。
塾内でも、生徒に合わせて本を貸し出す「BesQブックリスト」を導入し、“読むこと”を通じて自己肯定感を育てる学びを実践しています。
また、姉妹教室であるサイエンスゲーツ東葛西教室では科学実験を通じて「探究心」を、
ロボット教室 東葛西校では「論理的思考力と創造力」を育てる活動を行っています。
どの教室も共通して大切にしているのは、子どもの「好き」から始まる学びです。
本を通じて広がる世界、科学実験を通じて芽生える好奇心、ロボットづくりを通じて育つ論理力。
子どもたちが「自分って案外できるかも」と思える瞬間こそ、教育の原点です。
その“きっかけ”を増やしていくために、これからも地域の皆さんと一緒に、学びの輪を広げていきたいと考えています。



